2016年12月15日木曜日

12/16(金)より開催する展示のお知らせ           くまのひでのぶ個展「窓辺におかれた歌」

今年も残す所あとわずか。
2016年はみなさんにとってどんな年だったでしょうか?

わたしの2016年はほんとうの意味で自分の人生を歩き始めた年でした。

今までつくってきた人生を、はじめてまるごと受けいれる準備ができた、といえばいいのかな。
まだうまく言葉にできないけど、出会う人や出来事がけっして偶然ではなく、すべてが未来につながっていると思えたのです。

明日からクワランカギャラリーにて絵画展をするくまのひでのぶ君との出会いも、やはり不思議なめぐりあわせから。

去年の夏に募集したクワランカカフェの空き時間にオープンする日替わりカフェプロジェクト「クワランカプラス」に、カレー屋として応募してくれたことがきっかけとなり、それから1年半にわたって相方きむらさんと「きむくまカレー」を不定期で出店し、あっという間に超絶うまいカレー屋さんとして人気者になりました。

一方で、くまのくんは画家として各所で自作を発表し、作家としてもぐんぐんと世界をひろげていきます。

くまの君のカレーや絵と向き合う姿勢から、わたしはたくさんの勇気とちからをもらいました。

彼の作るカレーや、描く風景にはうそがありません。
今回の展示で発表するいくつかの絵をみて、ひとつの詩を思い出します。


「うつくしいもの」

わたしみづからのなかでもいい

わたしの外の せかいでも いい

どこにか「ほんとうに 美しいもの」は ないのか 

それが 敵であっても かまわない

及びがたくても よい

ただ 在るといふことが 分かりさへすれば、

ああ ひさしくも これを追ふにつかれたこころ 


『定本八木重吉詩集』(弥生書房)「秋の瞳」より



きっとそれはある。
そんな気持ちにきっとなれる。

「窓辺におかれた歌」
たくさんの人に観ていただけますように。


くまのひでのぶ プロフィール

武蔵野美術大学卒。
雑貨メーカーを経て、画家に。
お店を持たないカレー屋、きむくまカレーとしても活動中。
動物や草花、木々や小石などの小さな声を、
暮らしに寄り添うような絵にしたいです。

窓辺におかれた歌展について

今回の展示では、絵を窓辺に見立てて、
あちら側とこちら側、どちらでもないその両岸にある
大切なことを描ければと思っています。
そうして、観てくださる方々が何かを見つけてくださると、
嬉しいです。



◎会期中にはきむくまカレーもあります。
美味しいカレーとほっこりしたスイーツやドリンクをお楽しみください!

16日(金) 12:00-22:00   通常営業
23日(金・祝)12:00-22:00 クリスマス特別営業

ご予約希望はこちら↓
kimukumacurry@gmail.com



【会期】 12/16(金)〜24(土)

16(金)12:00-22:00 きむくまカレー
17(土)11:30-22:00
18(日)11:30-19:00
19(月) 定休日
20(火) 11:30-19:00
21(水) 11:30-19:00
22(木) 定休日
23(金) 12:00-22:00 きむくまカレー
24(土) 11:30-22:00 最終日





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