2019年3月18日月曜日

クワランカ・カフェ吉祥寺エピローグ【クワランカの家具は何処へ?編】


最近昼間はめっきり暖かくなってきましたね。
花粉症の方はお気の毒な季節ですが、寒がりなわたしには春の到来は大歓迎。

春生まれというのもあって、35月が一年中で一番好きです。
昨年3月に末期癌の宣告を受けたものの、お陰さまで生きてまた春を迎えることができました(来週誕生日がきてまた一つ歳をとる…)
いつまで生きられるかということよりも、
本来死んでてもおかしくないのにまだ元気に生きてるってことが、不思議というか、
まぁ、おまけの人生をもらったというフィーリングで、一日一日を精一杯楽しんで行こうと思います!

今日は3週間に一度の化学療法を受けるために川崎の病院へ。
副作用が出ておらず、効果も期待できるので、3回目の今日は抗がん剤を増やして投与することになりました。

往復検査点滴含め丸一日かかるのですが、
あえて普段必須の書籍を携帯せず、移動や待ち時間に文章書きをして、久しく更新してなかったブログや裏で進行している原稿書きを進める作戦を決行。

前々回のブログ以降クワランカ吉祥寺の閉店までのエピソードをほったらかしにしてたので、2ヶ月もたってしまったけど、最終日までのあと2日分書かないとすっきりしないので続きを書かせていただきます。


20181231日にカフェをクローズして、年明けから家具や食器を蚤の市で販売しました。

昨年末から、まだ使用中の家具の予約販売をして、続々と売約をいただくことができたのですが、その中でもとびきり嬉しかったことが、わたしの大好きなカフェにクワランカの家具がお嫁入りすることが決まったことでした。

販売を始めて早々に、大先輩であるカフェSEE MORE GLASSの坂本織衣さんから、「店内の模様替えをしたいので、ここの家具を買いたい」とお申し出をいただいてびっくり!

原宿のSEE MORE GLASSさんは23年もの間、絵本を読める喫茶店としてファンも多く、荒井良二さんや矢野顕子さんとも親交があつく、毎年忌野清志郎さんのお誕生日から命日までゆかりある作家さんや清志郎さんに纏わる作品を展示している憧れのお店。
閉店後には使わなくなってしまう卓や椅子が、都心の人気店で引き続き活躍してくれるなんて、夢のようなお話しです。

みなさん、次にSEE MORE GLASSへ行くことがあれば、すでにすっかり馴染んでしまっている家具や食器の中からクワランカにあったものを探してください。

見つけ出すことができたなら、おてすきの時を見計らって店長にそっと伝えてみて欲しいです。

「このカップ(卓、椅子)はクワランカにあったものですよね?」と。

すて猫を拾って育てているような優しい笑顔で、「そうですよ~。」と答えてくれるはずですから。





◎クワランカで作品を展示して下さった作家さんの多くは以前こちらでも作品展をされたそうです。
ギャラリーとしても、いつも素晴らしい展示をなさっています。

『それで君を呼んだのに』忌野清志郎を想う小さな展覧会2019は4/2(火)~5/2(木)開催。






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