2019年3月20日水曜日

第2回さすらいのクワランカ

2018年に吉祥寺店を閉店してから約2ヶ月。
これからはいろいろな場所に出没いたしますよ。

2回目も、伝説のお店カルマのオーナーであり、わたしの大先輩の丸山伊太朗さんのお店ウナカメラ・リーベラをお借りして1日カフェをやります。

暖かくなってきた早春の土曜日、のんびりとくつろいでいただけるよう、
美味しいものと、よい音楽をご用意して、みなさまのご来店をお待ちしています。

場所:ウナカメラ・リーベラ 中野駅南口徒歩2分
日時:3月23日(土) 12時〜19時(L.O.18:30)
電話:080-5658-3476

店内禁煙(喫煙はお庭にてお願いいたします)

menu


グリーンカレーつけ麺  1.000円

チキンと新じゃがのマスタードグリル 1,100円
玄米ひじきごはん/サラダ/春キャベツのポタージュ

◎お食事とドリンクのセット1.500円 (アルコール+100円)


タイ風卵焼き  650円


いちごとバナナのザクザクココアケーキ  550円
ココナッツミルク風くずもち  450円

◎デザートとドリンクのセット200引き


珈琲(井草ブレンド) 550円
アイス珈琲  600円
カフェオレ  600円
アイスカフェオレ 650円
野仙茶(ポットサービス) 550円
タイティー(ポットサービス)550円
チャイ(ホット/アイス) 650円

生ビール  650円

グラスワイン赤  650円
グラスワイン白  650円







2019年3月18日月曜日

クワランカ・カフェ吉祥寺エピローグ【クワランカの家具は何処へ?編】


最近昼間はめっきり暖かくなってきましたね。
花粉症の方はお気の毒な季節ですが、寒がりなわたしには春の到来は大歓迎。

春生まれというのもあって、35月が一年中で一番好きです。
昨年3月に末期癌の宣告を受けたものの、お陰さまで生きてまた春を迎えることができました(来週誕生日がきてまた一つ歳をとる…)
いつまで生きられるかということよりも、
本来死んでてもおかしくないのにまだ元気に生きてるってことが、不思議というか、
まぁ、おまけの人生をもらったというフィーリングで、一日一日を精一杯楽しんで行こうと思います!

今日は3週間に一度の化学療法を受けるために川崎の病院へ。
副作用が出ておらず、効果も期待できるので、3回目の今日は抗がん剤を増やして投与することになりました。

往復検査点滴含め丸一日かかるのですが、
あえて普段必須の書籍を携帯せず、移動や待ち時間に文章書きをして、久しく更新してなかったブログや裏で進行している原稿書きを進める作戦を決行。

前々回のブログ以降クワランカ吉祥寺の閉店までのエピソードをほったらかしにしてたので、2ヶ月もたってしまったけど、最終日までのあと2日分書かないとすっきりしないので続きを書かせていただきます。


20181231日にカフェをクローズして、年明けから家具や食器を蚤の市で販売しました。

昨年末から、まだ使用中の家具の予約販売をして、続々と売約をいただくことができたのですが、その中でもとびきり嬉しかったことが、わたしの大好きなカフェにクワランカの家具がお嫁入りすることが決まったことでした。

販売を始めて早々に、大先輩であるカフェSEE MORE GLASSの坂本織衣さんから、「店内の模様替えをしたいので、ここの家具を買いたい」とお申し出をいただいてびっくり!

原宿のSEE MORE GLASSさんは23年もの間、絵本を読める喫茶店としてファンも多く、荒井良二さんや矢野顕子さんとも親交があつく、毎年忌野清志郎さんのお誕生日から命日までゆかりある作家さんや清志郎さんに纏わる作品を展示している憧れのお店。
閉店後には使わなくなってしまう卓や椅子が、都心の人気店で引き続き活躍してくれるなんて、夢のようなお話しです。

みなさん、次にSEE MORE GLASSへ行くことがあれば、すでにすっかり馴染んでしまっている家具や食器の中からクワランカにあったものを探してください。

見つけ出すことができたなら、おてすきの時を見計らって店長にそっと伝えてみて欲しいです。

「このカップ(卓、椅子)はクワランカにあったものですよね?」と。

すて猫を拾って育てているような優しい笑顔で、「そうですよ~。」と答えてくれるはずですから。





◎クワランカで作品を展示して下さった作家さんの多くは以前こちらでも作品展をされたそうです。
ギャラリーとしても、いつも素晴らしい展示をなさっています。

『それで君を呼んだのに』忌野清志郎を想う小さな展覧会2019は4/2(火)~5/2(木)開催。






2019年2月24日日曜日

さすらいのカフェを始めます。

2018年に吉祥寺店を閉店してから約2ヶ月。
これからはいろいろな場所に出没いたしますよ。

記念すべき1回目は、伝説のお店カルマのオーナーであり、わたしの大先輩の丸山伊太朗さんのお店ウナカメラ・リーベラをお借りしての1日カフェ。

平日ですが、のんびりとくつろいでいただけるよう、
美味しいものと、よい音楽をご用意して、みなさまのご来店をお待ちしています。

場所:ウナカメラ・リーベラ 中野駅南口徒歩2分
日時:2月28日(木) 12時〜19時(L.O.18:30)
電話:080-5658-3476

店内禁煙(喫煙はお庭にてお願いいたします)

menu


シーフードのガパオライス  1.100円
タイで暮らしていたサキが作るガパオ(ホーリーバジル)たっぷりの本格派。

カレー茶漬け 1,100円
ラッキョウワークスとの共同開発の新感覚カレー。
キーマカレーにラッサム(トマトスープ)をかけてお茶漬け風に。

◎お食事とドリンクのセット1.500円 (アルコール+100円)


おつまみセット 900円 ハーフサイズ 500円
半熟卵のタマリンドソースがけ
温野菜のグリーンカレー風味
トムヤムひよこ豆

黒糖と胡桃のパウンドケーキ  400円
珈琲ゼリー 500円

◎デザートとドリンクのセット200引き


珈琲(井草ブレンド) 550円
アイス珈琲  600円
カフェオレ  600円
アイスカフェオレ 650円
野仙茶(ポットサービス) 550円
タイティー(ポットサービス)550円
チャイ(ホット/アイス) 650円

生ビール  650円

グラスワイン赤  650円
グラスワイン白  650円






2019年2月4日月曜日

クワランカ・カフェ吉祥寺エピローグ【クワランカの家具は何処へ?編】

のんびりペースのブログ更新。

今日は病院のベッドで書いています。
いえいえ入院ではないのでご心配なく。

科学治療のための通院で、日帰りで点滴投与をしているのです。
先日の検査結果を受けて、今日から新しいお薬に変わりましたが、
今のところ副作用はなーんにもないのでほっと一安心。

貧乏性ゆえベッドの上でじっとしている時間を利用して、
メールの返信、ブログの更新、確定申告準備のため領収書の束まで持ち込んでおります。

立春らしく暖かいので、隙間時間を利用してお弁当は外の公園で。少しでもエンジョイしたい。。
これも貧乏性ゆえからかしら?


さて、先日まで閉店に伴う蚤の市のことを書いていましたので、
今回もその続きです。
家具や食器は、クワランカの想い出にとお求めくださるお客様や、編み会のメンバーのおかげでどんどん減っていきました。

蚤の市二日目。
初日とはうってかわってのんびり。
 
蚤の市の影の功労者“先生”や友人たちと和んでいたら、
小学生&幼児連れの元スタッフ、ダースレーダー夫妻が、
ベビーカーを押しながら陣中見舞いに来てくれた。




その後ろにはもう1台のベビーカーと、まったく同じ家族構成のご家族連れが。

てっきりダースの友人家族と思っていましたが、
奥様より「残りの椅子と卓ををすべて購入したいのですが」とお声をかけられびっくり!

すいてたのでゆっくりと事情を伺うと、
ご主人は下北沢でアナログレコードを一万枚!!所有するbarのマスターで、
奥様は独身の頃、クワランカの近くの人気カフェのスタッフさんをしたのち、下北の人気カレー店茄子おやじで働いてるとき今のご主人と知り合い結婚。
二人のお子さんに恵まれ、奥様は育休中。

2019年春以降は、
奥様のご実家の伊豆のお寺にbarを移転し、
お寺の敷地内の一軒家のガレージを改造してカフェバーを始めるそう。
う、羨ましすぎる…。

薄暗いガレージと、
広々としたテラス席(つまり外の敷地一体)に置く家具なので、
使い古されて味のあるものを探していたらしく、
ツイッターで偶然閉店蚤の市のことを知り、
実際に見に来てくれたとのこと。

スマホで現地の写真を見せてもらうと、
たしかにうちの家具似合いそう!

家にしまってあるトヨトミさんのストーブ(以前カフェでの展示モニターをして頂戴した)と入り口のクイーンズホテルで購入したステンドグラス付きカウンターとあわせて、そこにレコードコーナー作ったらすごく素敵~、
と、どんどん空想が膨らんでしまい、

廃棄予定だった調理台やら、大工用具などもおまけしたりして、
クワランカで17年間活躍してくれたものが、
伊豆の新しいお店に引っ越すことになりました。


入り口のステンドグラス付カウンターは、
クイーンズホテルさんから無理やり譲っていただいた素晴らしいアンティークな一点物で、処分するのは忍びなく、
さりとてあまりに大きく重く、一般家庭向きではなかったので、
リゾート地のカフェバーに引き取っていただくことができて、
とても安心しました。


夏になったらみんなで遊びに行こうと、
早くも盛り上がっています。
どんなお店が生まれるのか、とっても楽しみ!



Bar&Records Delmonico′s



世田谷北沢2丁目32−8 SSビル2F D
20:00-5:00(日休)
03-3465-8815
Twitter
お店の記事


2019年2月1日金曜日

クワランカ・カフェ吉祥寺エピローグ【編み会編】

早いものでもう2月。 カフェのクローズでてんやわんやしてたのが、もう半月前のことなんて嘘のよう。 1月は行く 2月は逃げる 3月は去る
とはよく言ったもので、 年が明けると、あっという間に春になってしまうようです。 昨年のこの時期は、まさかカフェをやめるなんて思ってもなかったので、 いま専業主婦をしてることが不思議なのですが、のろまなわたしはカフェの残務処理が終わらず、相変わらず時間に追われているような気がしてゆっくりできておりません。 さて、備忘録として記録すると言ったものの、なかなか更新ができないこちらのブログ、 今日は編み物大~好きな、編み人さんたちのことを書いてみますね。 クワランカが吉祥寺に移転してからというもの、お席で編み物をするお客様が増えたのですが、 そもそものきっかけは、ある一人のお客様がふらっといらしたことから始まります。 お客様のお名前(ニックネーム)は月子さん。 その日店内では定例のレース編み教室が開催されていました。 繊細なレース編みを、わいわいお喋りしながら編んでゆく美恵子先生と生徒さんたちを、 興味深そうに見つめ…いやガン見してる見た目は美人だけど、ちょっぴり怪しい人物。 その方から後日、自分も編み物を数人でやる会をしたいとお申し出がありました。 その時は、てっきりSNSでレース編み教室のことを知って、会場調べのためにご来店されたのだと思ってましたが、 後日お話をすると、本当に偶然にレース教室の日に初来店されたとのことで、 ご縁パワースポット・クワランカの威力がその日も発揮しまくりだったのでしょう。 月子さん(以下月ちゃん)の呼びかけで、だんだんと参加人数が増えて、 とうとう貸し切りで編み会をするまでに。 月ちゃんに連れられて、のちに手染め糸kusumikeを始めるくすみちゃんがクワランカに来てからは、Kusumikeの糸を求めて各地から編み人さんが集まり、ますます編み会が盛んになりました。 しかし、編み物好きの皆さんのお喋り好き、美味しいもの好き、そしてもちろん毛糸好きには、 近くで見てても圧倒されるものがありましたよ。。 金曜日担当サキちゃんのタイ料理を目指して、 お腹をすかせた美魔女たちがやってくる〜
Kusumikeはもちろん海外通販でも毛糸を爆買い〜

そして終わらない編み物についてや日常のあれこれのお喋り〜
いやいや日本の経済は、彼女達のような自分の欲求に正直な女性が回しているのですね。 心から敬服します。 わたしも目指そうっと。
年明けの蚤の市でも、クワランカでの編み納めということで10数人が集ってくれて、 少なくなった椅子やテーブルを寄せての編み会。 蚤の市の家具や食器もご購入いただき、捨てるには惜しい宝石陳列ガラスケースも引き取ってもらって、 最後まで本当にありがとうございました! 編み会の楽しげなお喋りと笑い声と、素敵なニットのおかげで、 お店とわたしは、いつも幸せのお裾分けをいただきました。 いつまでもお元気で楽しい時間を紡いでいってくださいね。 しかし、あんなに毛糸買っていつ編むのかしら?




2019年1月29日火曜日

クワランカ・カフェ吉祥寺エピローグ【クワランカの家具は何処へ?編】

東京は今日も良いお天気です。
朝の洗濯物がもうすぐ乾きそう。

このあと野菜を買い出しに行って、ベランダで干そうかなー。
干し椎茸なんかは高いけど、家で作ればリーズナブル。
生より栄養価も上がるし、いいことづくしです。

さて、昨日は病院の日だったので、病気のことなどを書いてみましたが、
備忘録として、クワランカ最後の日々の記録を
毎日少しずつ綴っていきますね。

一昨日書いた蚤の市販売編の続きです。

昨年12月、まだ使用中の机やテーブルなどの大きな物に値札をつけ、
気に入ったお客様にご予約をしていただき、
年明け蚤の市の時間内に、お引き取りいただくことにしました。

蚤の市で欲しい家具と出会っても、その日のうちに持ち帰るわけにはいかないので、
1ヶ月ほど見本としてカフェご利用のお客様にご覧いただいたのち販売するというのは、頭脳明晰なたがみ家のアイディア。

なるほど!さすがわたしがAIと見込んだことはある。
(引きこもりで遠隔にて口出しするので)

本文とは関係ないけど記すと、
わたしがこうして時々気まぐれにブログを書くと、決まって真夜中にそれを読んだたがみさんから誤字脱字の指摘が来るんですよ。

いや、たいへんありがたいんですがね。
ずっと見張られてるような気がして怖い…w

話しを戻すと、ではいくらで販売したらいいか?ということで頭を抱えてしまいました。

そもそも当店のテーブルは、実家の旅館で使用していた昭和初期の文机やちゃぶ台に、
親方が渋谷店オープン当日無理矢理足を付けてテーブルにした代物。

それと中古で買って、さらに17年間使い続けてボロボロになった椅子など。

自分で言うのもアレなのですが、
そんながらくたを力ずくで集めて“隠れ家カフェ風”に仕立て、雑誌やテレビで何度も紹介されたのは、わたしのセンスがいいからなのです( ̄^ ̄)ゞ

そんなものに値段をつけるなんて、とてもできやしません。

そこで、ご近所にある大好きなアンティークショップ、クイーンズホテルの里美さんにお願いして、値段をつけてもらうことにしました。



さすが里美さん、使い勝手の良さげなもの、
ジャンク品だけど手をいれたら使用できるもの、
デザインや年代なども考慮しつつ、
適正に価格を決定。

もちろん、営業中は使用して閉店後お渡し、運搬はお客様任せなので格安ではありますが、
一律同じ価格より、
きちんと品物を見て値段をつけていただくことで、愛のある商品になりました。

里美さんへのお礼として、吉祥寺店オープン当時クイーンズホテルで購入した照明をお戻しして、わたしのお気に入りの本棚やガラス瓶などを託すことに。

あの素敵な空間(クイーンズと喫茶トムネコゴは現代からタイムスリップした異空間)で、再び新しいオーナーに見いだしていただければ嬉しいです。




クイーンズスホテルアンティークス
武蔵野市吉祥寺南町3-32-2
定休日(火)(水)
13:00-20:00

2019年1月28日月曜日

がんのこと。余命半年宣告から今日まで。

今日はわりあいに暖かかったように感じましたが、まだまだ寒い日が続きそうですね。

午前中は川崎の日医大武蔵小杉病院へ先週のCT検査の結果を聞きに行ってきました。

予想していた通り病状が進んでいるようで、いつもは飄々としてギターの話ばかりしている主治医が、気を使いながら説明しようとするので、
「これはただごとではないな」と感じました。

現在の主治医かつまた先生にセカンドオピニオンで診ていただく前は、地元のO病院で胆管癌で何もしなければ余命半年と言われていたのですが、下記を経て、おかげさまで現在も生きております。

O病院二泊三日の検査入院の際のあれやこれやに不信を抱く→胆管癌と診断。同病院で一泊しながらの抗がん剤治療を勧められる(二回目以降は日帰り)→告知の内容や話の進め方に疑問を感じて同病院での治療を拒否→鹿児島のオンコロジーセンターの植松先生の推薦で、腫瘍内科医のかつまた先生のところへ→日帰りの検査で原発がHER2タンパク(スピードの速いがん)を持っている乳がんだということも判明→日帰りで普通の抗がん剤と分子標的薬(正常な細胞を攻撃せず、がん細胞にのみ働きかけるお薬)を点滴投与→抗がん剤の副作用で血小板が無くなり出血が止まらず入院→血小板の輸血、骨髄検査、ステロイド投与などを経て回復、退院→CT検査でがんが小さくなっていた→副作用の少ない分子標的薬のみ投与→CT検査でがんが大きくなっていた(今ここ)

☝️を読むのが面倒な方向けにざっくり書くと、

O病院の診断ミスを野生の勘で察知したわたしは、これまた奇跡的に日本でも唯一無二な腫瘍内科医の名医に巡り合って、お互い趣味が音楽だということもあり意気投合、固い信頼を寄せて治療を受けているのです。

さて、ここでみなさんにお聞きしたいのですが、
余命半年って宣告されたらどんな気がしますか?

よくあたまが真っ白になるとか聞きますが、
わたしはといえば
「はぁあ⤴︎?(んなわけないじゃん!)」ってかんじでした。

肌感覚でみたてが間違っていると思ったのと、
カフェや家族のことでいっぱいいっぱいで、病気のことを感じる余地が心になかったことで、
「ガーン(しゃれじゃないですよ)」とはならず。

なによりもありがたいことは、4月にがんが見つかったときから現在に至るまで、
体調の変化がほとんどなく、健康な人と同じようにお仕事や家事を務められたことです。

てか、正直自分でもおどろくわ〜、カフェ最後の頃なんか怒涛の毎日だったし、親方(カフェ開店の時からお願いしている大工さん)と2人だけで店のばらしもやったわ〜
そのあとも毎日なにかしらあって走りまわってるわ〜。

これは一体どういうことなんでしょう。気力?

今後は副作用の心配も多少はありますし、お薬の効果なども不明(個人差あり)、
体調なども変化していくのかもしれません。

先を見据えて緩和ケアについてのお話も伺ってきました。

でも、信頼するかつまた先生のご判断のもと標準治療をしつつ、お薬の副作用を軽減しながら治療効果をあげるための食生活や、ご縁があって身近にいるセラピストさんによるセッションなども、楽しみながらトライしていけるような気がしています。

と、なぜか病気については前向きなわたしですが、
ものすごく後ろ向きなこともあるのです。

ひょっとしたら、そのストレスで病気になったのでは?というほど苦手なことについては、いづれ機会があれば書こうと思います。



※写真はブログの内容とは関係ありません。
最終日にサキちゃんからいただいたケーキ。美味しかった〜♡

2019年1月27日日曜日

クワランカ・カフェ吉祥寺エピローグ【蚤の市販売編】

毎日凍えるほどの寒さ、みなさまいかがお過ごしでしょうか?
そろそろとりかからなくては…、と焦る気持ちはありつつも、
いつものようにブログの更新が遅くなってしまいました。

燃え尽き症候群?
いえいえ、ぜんぜん燃え尽きていません。むしろ今もボーボー燃え盛っています(笑)。

長年の習性でしょうか、思考が「バタバタしてる自分」設定のまま、追われるような気分で毎日を過ごしてまして。
カフェに関するあれやこれや処理しなくては案件を、スムーズに片付けられないんですね。
粛々とこなしていけばいいようなものですが、性格的に先送りにしちゃうので、
のんびり読書という心持ちまでは遠そう。

でも、最近お目にかかった方々から、とっても面白そうな本をいっぱい教えていただいたので、
明けても暮れても読書、という過去の自分に戻れるように、
きょうからto doリストを作ってこなしていきますよ!
(はやくミステリーとか読めるようになりたい。。)


で、ここからが本題の、クワランカ吉祥寺の最後の日々についてです。
いろいろな出来事があったため、数回にわけて書きますね。
今回は【蚤の市販売編】です。

昨年末にカフェを閉店し、開けて新年から使用していた家具や食器の販売のために蚤の市を開催しました。

予定していた4日、12時スタートの少し前に到着したら、
店の前に手伝ってくれるために埼玉から来てくれたKさんが立ってた。

いつもギリギリ到着でゴメン💦

さて、なにをどーしたらいいものか、まったくのノープランだったのですが、
有能なKさんが、厨房からどんどん食器を持ち出して、適正に値付けをしてディスプレイしていくんです。

わたしはといえば、飲食店の気分が抜けきらず、お客様がお腹を空かせて来店するかもと、あんこ餅やら味噌田楽やらを持って右往左往。

そこへSNSで蚤の市のことを知ったお客様がたくさんお見えになり、あっという間にバーゲン会場のように。

使いたおして古びた食器や調理道具ですが、クワランカの思い出にとお求めくださる方も大勢いらして、感激しました。

常連さんの他、渋谷や西荻窪時代のお客様の顔もちらほら。
懐かしい昔話や、最近のご報告などを談笑。

相変わらず値付けや販売はKさんや、この日はタロット占いのために来ていたサキちゃんにお任せしたまま、楽しい時間がどんどん過ぎていきます。

そしてここで、蚤の市の影の功労者「先生」こと銅版画家の奥 勝實さんが登場。

先生とはわたしがつけたあだ名で、お名前は存じませんでしたが、圧倒的な存在感から命名。
いつ頃からかカフェによく来てくださるお客様として認識してはいたのですが、年末より販売していた中古家具をたくさん購入予約(家具は何末まで使用して、年明けに引き渡しにしていた)してくれて、いつのまにか先生はわたし達の間で井の頭通り沿い辺りにある古道具屋のご主人ということになっていました。

蚤の市最終日にどなたかと自己紹介しあってるお話しの内容から、「こころのチキンスープ」などのベストセラーの装画をされている高名なアーティストさんと知りびっくり!

木片や大量の釘、針金など、ごみにしかならなそうなものも作品の材料になるからと言って引き取ってくれ、家具、食器も毎日買いに来てくれるのみならず、
Kさん不在の2日目からは、戸棚やテラス、座席の下の収納 スペースからも眠っていた雑貨や食器を発掘&値付けしてくれるなど大活躍。
先生曰く「ひとりでやってると、あたまがぐるぐるしてなにもきめられなくなっちゃうでしょ?」と、鋭くわたしの弱点を見抜き、自ら蚤の市を仕切ってくれたんのです!
照れるけどこんなことも。
「何度か話してるうちにすっかりオーナーのファンになっちゃってさ。」

いや〜、こうして振り返ると蚤の市前日にいきなり助っ人を買って出てくれたKさん(そんなことないよと言うはずだから、あえて名を秘す)と先生のお力がなければ、蚤の市は成立してなかったと思う。

いつもながら最後まで自分の場当たり的なやり方と、どこからか助け舟が出てなんとかなっちゃうことに驚く。

2人ともほんとうにお世話になりました!!




閑話休題。
蚤の市に来てくれた元スタッフたち。


今ではテレビ出演や執筆などでも大活躍。ラッパーのダースレイダー。
ダースの最低最悪のバイト時代については、来店当日のポストをご覧くださいW。



ダースに次ぐ使えねぇスタッフあつし(写真右)。
心がどんよりするような映画を製作することを得意とする(ぴあフィルムフェスティバル受賞歴あり)。
お客様に「テラス席はあいてますか?」と聞かれ、「さあ?」と答えたツワモノ。
現在は製作会社代表取締役。



元読モのとしこ。現在二児の母。
としこは、来店の前日に不思議な感覚に導かれ、なぜか「クワランカ・カフェ」と検索。
そして、わたしの病気が原因で閉店することを知り驚いたそうだ。
奇しくもそれは蚤の市最終日の前前日で、当日としこは石神井公園からチャリを漕いで駆けつけてくれたところ、同期のあつしにばったり。

まあ、わたしの周りではこういうこと頻繁に起こるんだけど、2人はスピリチュアル!とびっくりしていたみたい。

そして、今回の蚤の市では、またまた驚くべき出会いがあったのです。
続きは【クワランカの家具は何処へ?】の巻にて。



2019年1月3日木曜日

新年明けましておめでとうございます  身辺雑記/閉店エトセトラ

晴天の暖かいお正月。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか?

わたしは怒涛の年末を終えて、十数年ぶりにお仕事のない三が日をのんびり~ダラダラ~勝手気ままに暮らしています。

昨年の閉店前には、予想もしていなかったほどの沢山のお客様や友人、親戚、昔の仕事仲間、ご縁があったアーティストさんたちが来てくださり、毎日がパーティーのごとく過ぎ去っていき、あっという間に31日を迎えてしまいました。

神経が高ぶっていたせいか、ところどころ記憶が曖昧なんですが(笑)、
おかげさまで無事クワランカ・カフェの17年と8ヶ月の営業を終えることができました。

これもひとえに支えてくれたスタッフ、家族、そしてクワランカを愛してくださったみなさまのおかげと、感謝のきもちがあとからあとから溢れてきて、つきることがありません。

大きなギフトをもらって、お返しするすべもなく呆然としていますが、
生きていた証として、
今のこの気持ちを忘れないように、大切に持っていたいと思います。

クワランカに関わってくださった皆様、ほんとうにありがとうございました。



明けて新年。
大掃除もせず、お節料理も作らずに、洗濯物が部屋中にぶら下がっている万引き家族のおうちのような状態ではありましたが、
西荻時代のスタッフDさんの差し入れの豪華お節重のおかげで、
満腹&大満足のお正月。
(Dさん夫妻は三鷹と西荻窪でサカナのムレ、さかなづきというお魚の美味しい居酒屋をやってます。お近くの方はぜひ!)

息子パジャマのまま💦







今年の抱負は「今この瞬間を生きる」。
毎日を丁寧に暮らすことを心がけていきます。

カフェの仕事と主婦業をこなしながらの17年間、もうね、毎日追われる追われる、
自分が今何を感じているかわからなくなることも多かったのですが、
これからは自分の気持ちから目をそらさずに、
自分に正直に生きたいです。

まずは今年最初のミッション、店内什器&食器の一掃処分の蚤の市を、
いろんな技を持つ有志を迎えて、ワイワイ楽しくやりますよー。
簡単なお飲み物とおやつもご用意しますので、
年末にお会いできなかった方ともお話しできれば嬉しいです。

みなさまのお越しをこころよりお待ちしています!


クワランカ・カフェ 蚤の市

1/5(土),6(日),9(水),10(木),11(金),12(土),13(日),14(月祝)
13時から17時まで

○クワランカ・カフェで使用していた家具、什器、食器の販売。
○古着販売
○タロットリーデイング
○ヘッドマッサージ
○サンキャッチャーとアクセサリー・クワランカ・エディションの販売


◎1/6(日)12:00-13:00 入江規夫ライブ (投げ銭制)
入江規夫/民族楽器アーティスト

クワランカ西荻窪店からのお客様で、
カリンバ、ジャンベ、ウクレレ、三線、ギターなど演奏楽器多数。
各地で教室も開催中。