2019年1月28日月曜日

がんのこと。余命半年宣告から今日まで。

今日はわりあいに暖かかったように感じましたが、まだまだ寒い日が続きそうですね。

午前中は川崎の日医大武蔵小杉病院へ先週のCT検査の結果を聞きに行ってきました。

予想していた通り病状が進んでいるようで、いつもは飄々としてギターの話ばかりしている主治医が、気を使いながら説明しようとするので、
「これはただごとではないな」と感じました。

現在の主治医かつまた先生にセカンドオピニオンで診ていただく前は、地元のO病院で胆管癌で何もしなければ余命半年と言われていたのですが、下記を経て、おかげさまで現在も生きております。

O病院二泊三日の検査入院の際のあれやこれやに不信を抱く→胆管癌と診断。同病院で一泊しながらの抗がん剤治療を勧められる(二回目以降は日帰り)→告知の内容や話の進め方に疑問を感じて同病院での治療を拒否→鹿児島のオンコロジーセンターの植松先生の推薦で、腫瘍内科医のかつまた先生のところへ→日帰りの検査で原発がHER2タンパク(スピードの速いがん)を持っている乳がんだということも判明→日帰りで普通の抗がん剤と分子標的薬(正常な細胞を攻撃せず、がん細胞にのみ働きかけるお薬)を点滴投与→抗がん剤の副作用で血小板が無くなり出血が止まらず入院→血小板の輸血、骨髄検査、ステロイド投与などを経て回復、退院→CT検査でがんが小さくなっていた→副作用の少ない分子標的薬のみ投与→CT検査でがんが大きくなっていた(今ここ)

☝️を読むのが面倒な方向けにざっくり書くと、

O病院の診断ミスを野生の勘で察知したわたしは、これまた奇跡的に日本でも唯一無二な腫瘍内科医の名医に巡り合って、お互い趣味が音楽だということもあり意気投合、固い信頼を寄せて治療を受けているのです。

さて、ここでみなさんにお聞きしたいのですが、
余命半年って宣告されたらどんな気がしますか?

よくあたまが真っ白になるとか聞きますが、
わたしはといえば
「はぁあ⤴︎?(んなわけないじゃん!)」ってかんじでした。

肌感覚でみたてが間違っていると思ったのと、
カフェや家族のことでいっぱいいっぱいで、病気のことを感じる余地が心になかったことで、
「ガーン(しゃれじゃないですよ)」とはならず。

なによりもありがたいことは、4月にがんが見つかったときから現在に至るまで、
体調の変化がほとんどなく、健康な人と同じようにお仕事や家事を務められたことです。

てか、正直自分でもおどろくわ〜、カフェ最後の頃なんか怒涛の毎日だったし、親方(カフェ開店の時からお願いしている大工さん)と2人だけで店のばらしもやったわ〜
そのあとも毎日なにかしらあって走りまわってるわ〜。

これは一体どういうことなんでしょう。気力?

今後は副作用の心配も多少はありますし、お薬の効果なども不明(個人差あり)、
体調なども変化していくのかもしれません。

先を見据えて緩和ケアについてのお話も伺ってきました。

でも、信頼するかつまた先生のご判断のもと標準治療をしつつ、お薬の副作用を軽減しながら治療効果をあげるための食生活や、ご縁があって身近にいるセラピストさんによるセッションなども、楽しみながらトライしていけるような気がしています。

と、なぜか病気については前向きなわたしですが、
ものすごく後ろ向きなこともあるのです。

ひょっとしたら、そのストレスで病気になったのでは?というほど苦手なことについては、いづれ機会があれば書こうと思います。



※写真はブログの内容とは関係ありません。
最終日にサキちゃんからいただいたケーキ。美味しかった〜♡

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