2015年12月16日水曜日

開催中の展示のお知らせ 萩原哲夫個展「LOTUS 2」

今年も残すところあとわずか。
2015年最後のイラスト展「LOTUS 2」が始まります。

作家の萩原哲夫さんはイラストレーター、グラフックデザーナーとしてご活躍なさっている傍ら、詩人「ハギー・イルファーン」としての顔を持ち合わせる才人(奇人?)。今回の展示ではタイトル「LOTUS」にある通り、蓮の花の連作イラストを発表していただきました。会場内のメッセージボードにある通り、以前参加されたポエトリー・リーディングのイベントの際に、上野不忍池で早朝咲いていた蓮に魅せられて以来書き続けているという蓮の花。艶やかで凛とした花々が年末の慌ただしさを忘れさせてくれます。今回はゲスト展示として、娘さんの舞佳さんのキュートなイラストも発表していただきました。
 お父さんとは作風が異なりますが、色々な意味で良い影響を受けていたのではないでしょうか?幼少時の楽しげな写真もあり、微笑ましいです。
 また、12月23日[水・祝]にはポエトリー・リーディング/スポークン・ワードのイベント「ゴールデンフィッシュ・サーカス 2015」も開催決定!詩人としての一面も披露してくれますよ。
 ジュテーム北村さん、蛇口 さんと以前結成したゴールデンフィッシュ・サーカスが久々に競演します。
 ダンディーなお三方に加え、女性お二人がリーデイングする、何が起こるかわからないイベントですが、2015 年最もヤバイ夜となりそうな予感…(笑)。ミュージムショップでは、ジャケットイラスト、デザインを手がけたポエトリー・リーディングのオムニバスCDや英会話絵本、トートバッグ、アートカード等を販売しております。
※トートバッグはなくなり次第販売終了となります。
本年を締めくくる展示「LOTUS 2」をお楽しみください。

【萩原哲夫 Tetsuo Hagiwara プロフィール】
東京生まれ 専門学校日本デザイナー学院グラフィック科卒業後、美学校石版画工房にてリトグラフ、専門学校東洋美術学校夜間絵画科で油彩画を学ぶ
http://darsana.sblo.jp/article/167754394.html

●個展
1987年 調布画廊(東京)
1990年 “I'm Just Cry”/調布パルコスペース7(東京)
1990年 “空の感じ方”/BAR GARDEN(東京)
1992年 “スケッチブックの中のギターたち”/オービットスポーツクラブ・ギャラリー(東京)
1993年 “月からのメッセージ I”/ART BOXギャラリー(東京)
1994年 “月からのメッセージ II”/佐藤美術館(東京)
1998年 “地球の深呼吸”/ギャラリー洗濯船(東京)
1999年 “REBIRTH~it's a brand new start~ ”/TALKING MONKEYZ(東京)
2008年 “ところどころこどもごごろ”/ビタミンTee-ショップ&ギャラリー(東京)
2010年 ”LOTUS”/ビタミンTee-ショップ&ギャラリー(東京)

●その他
国内外でグループ展、イベント(ライブペインティング等)、店舗内装等多数。パリ国立図書館にリトグラフ作品所蔵。1999年頃より“ハギー・イルファーン”名義でポエトリー・リーディング活動も行う。

【会期中イベント】
「ゴールデンフィッシュ・サーカス 2015」
GOLDEN-FISH CIRCUS 2015

ゴールデンフィッシュ・サーカス 2015
ー言葉の夜空に五郎丸キックの打ち上げ花火ー

12月23日(水・祝)18:30~ チャージ1,000円+ドリンク代
出演/ジュテーム北村+蛇口+ハギー・イルファーン、後藤理絵、渡美名

【会場内メッセージボードより】

この展覧会について

このたびは、「LOTUS 2」展にお越しいただきどうも有り難うございます。

展覧会のテーマである「LOTUS(蓮)」は、かつて上野不忍池の畔にある水上音楽堂で行われた「ウエノ・ポエトリカン・ジャム」というポエトリー・リーディング/スポークン・ワード※のイベントの準備の際に、早朝の不忍池で、朝日に照らされた満開の蓮の花達の美しさに魅せられたのがきっかけで、ここ十年以上ずっと描いてきました。

その不忍池の水上音楽堂の対岸にお祀りされているのが音楽や詩、芸術の守り神様でもある弁天(サラスバティ)様です。
弁天様は、ここクワランカ・カフェさんの近くの井の頭池の畔にもお祀りされていて、僕の吉祥寺在住時に散歩がてらよくお参りさせていただきました。

と、「なんか一周してきたな」感ありありの今回の「LOTUS 2」展です。

お越しいただいた皆様には、おいしいお飲物を召し上がりながら、ゆっくりと楽しんでいただければ幸いです。芳名帳にお名前と、簡単なもので構いませんのでご感想をお書きいただけますと更に幸いです。

萩原哲夫
【会期】
2015年12月15日[火]~27日[日] 11:30~23:00
月・木曜定休
★12月16日[水]=~19:00、23日
[水・祝]=18:30からイベントあり
最終日= ~17:00





2015年12月12日土曜日

年末の「クワランカ・プラス祭り」について

すでにご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、今秋よりスタートしたシェアカフェプロジェクト「クワランカ・プラス」。クワランカ・カフェの営業時間外に、不定期で日替わりオーナーのさまざまなお店がオープンしています。
 最近ではTwitter等で知りファンになってくれたお客様や、クワランカに来たけれどシェアカフェと知ってもご利用してくださったお客様が再度ご来店いただけるようになってきましたが、もっと多くの方に知っていただきたく、年末に一同が集結するイベントを開催します!題して「クワランカ・プラス祭り」
 ベーカリーカフェ、食堂、和惣菜、スナック、古雑誌カフェ、アートカフェ、喫茶の面々が、それぞれ創意工夫を凝らしたメニューを提供いたします。オーナたちは、かなりこだわりのある曲者ぞろい。面子をかけて自慢の一品を出してきますので、美味しくないわけがないですよね(笑)。この機会に「クワランカ・プラス」の実力をぜひごらんください(と、ハードルを上げてみたりして)。選曲はクワランカが誇る「月極音楽」が担当しますので音楽ファンも唸らせますよ。お楽しみに〜♪

「クワランカ・プラス祭り」 @クワランカ・カフェ
12/29(火)12:00~20:00
揚げたてコロッケぱん、サツマイモのポタージュ、和総菜3品盛り、揚げたてドーナツ、久保田飲み比べセット、スペシャルティーコーヒー、自家製ジンジャエール飲み比べセットなど、それぞれの店が特別メニューやコラボメニューを提供するほか、貴重な古雑誌の展示や、アートインスタレーションも!年末のひととき、是非お祭り気分でお越しください。
*参加店舗
・うたたねパン(パンとスープ) 
・角部屋(和食おばんざい)
・星空喫茶たがみ家(オヤツとドリンク)
・スナックよはく(お酒) 
・カフェサシミ(コーヒーとインスタレーション) 
・古雑誌-old-magazine-cafe-(古雑誌の展示) 
・月極音楽(選曲)
・ことこと食堂
・きむくまカレー
※お祭りなので、その場でお買い求め頂いたものをお席で召し上がっていただきます。混雑時はご相席をお願いすることもございますので、ご了承ください。
お祭り特別メニューは、「クワランカ・プラス」Twitter

*うたたねぱん
・揚げたてコロッケぱん(コロッケは 「ことこと食堂」謹製の、コラボメニュー!)
・りんごあめぱん(りんご飴をイメージした、お祭り特別メニュー!)
・サツマイモのポタージュ(田上農園のサツマイモ使用。ちょっとスパイシー♪)

*角部屋
・和総菜3品盛り(人気メニュー5~6品の中から、お好きなものを目の前で盛ります!)
・ごはん(夜、お惣菜がなくなったら 親子丼が出るかも!??)

*星空喫茶 たがみ家
・揚げたてドーナツ(祭りでしか出来ないメニュー!ご注文を受けてから揚げるよ!)
・虹ゼリー・簡易版(普段、喫茶で出してるものの、簡易版。)
・自家製ジンジャーエール(辛口。カーッとなる大人味。)
・たがみ茶(オリジナルブレンドの五穀茶。ご飯にもオヤツにも合います)

*スナックよはく
・久保田飲み比べセット(数ある久保田の中から、よはくママがセレクト!)
・その他、年忘れにふさわしいお酒をセレクト予定!
・何かお子様に喜んで頂ける企画も進行中?

*カフェサシミ
・コーヒー(注文を受けてから豆を挽き、ドリップする、贅沢コーヒー!)

*ことこと食堂
・うたたねぱん とのコラボでコロッケぱんの中身を!

*きむくまカレー(カレーの提供はありません)
・自家製ジンジャーエール(甘口。優しいお味。)
・サングリア
・ジンジャーエール飲み比べセット(たがみ家 VS きむくま どっちがお好み?)


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食べ物以外
*貴重な古雑誌の展示(お読みいただけますよ♪)

*黒電話のインスタレーション
*月極音楽による選曲&気に入ればその場でCDも買えます。
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【シェアカフェ参加店は随時募集中/ご興味のある方はお気軽にお問い合わせください】

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2015年10月25日日曜日

次回展示のお知らせ

ある日昼下がり店内にて、カフェオレとガトーショコラで一息つくベレー帽のお嬢さん。傍には公園でデッサンしたらしいスケッチブックが置かれていました。こんな光景にも秋を感じる今日この頃。
 クワランカギャラリーでは、10月31日よりちいさなしろくまのイラスト展を開催します。作者の藤原未来夫さんは、関西在住のアニメーター。Polar Lover Diary名義で、2014年から絵日記形式のカラーイラストをSNSに投稿しはじめました。今回の展示では、作者の日々の心情をしろくまに託し、言葉ではなく絵に描きとどめた数々の作品をご覧いただけます。また、店内の販売コーナーではポストカードやバッジなどのかわいいしろくまグッズが勢ぞろい。一足はやいクリスマスギフトのご用意に最適です。カフェスペースで、お茶やデザートを楽しみながら、さまざまな表情のしろくまと出会ってくださいね。

Polar Lover Diary展
~うつろう四季の中で~
2015年10月31日(土)~11月15日(日)
※ 6日(木)、9日(月)、12日(木)定休日
11:30~23:00
※ 4日(水)、11日(水)11:30~19:00
15(日)は11:30~21:00

QWALUNCA CAFÉ 
 〒180-0003
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-8-11弥生ビル3F
tel&fax. 0422-24-6455




2015年10月21日水曜日

クワランカプラスやっています !

秋深く、想いに耽る暇もなく、しばらく更新できなかったのですが、みなさまいかがおすごしでしょうか?
 ちょっぴりづつ告知しておりますが、クワランカは今秋より営業時間の一部をシェアする日替わりカフェオーナープロジェクト「クワランカプラス」をスタートしました。通常のレンタルカフェとは違い、クワランカ・カフェのプロデュースのもと、営業時間の一部を利用して不定期で複数の日替わりオーナーの店がオープンしています。
9月から10月にかけて登場した店をご紹介しますね。

星空喫茶たがみ家
美味しいものにかけては随一の知識を誇る元演劇ブロデユーサーが、毎回各地のお菓子やさんよりお取り寄せしたスイーツと、星空をテーマにしたオリジナルデザートを提供。
完全予約制。

きむくまカレー
社会人経験を経て美大に通いながら日夜カレーの修行を積んだ絵描きでもあるシェフが腕をふるう本格派カレー店。

スナックよはく
クワランカ・カフェがスナックに大変身!ママさんの本業はグラフィックデザイナー。
スナックをこよなく愛するよはくさんは、連日のスナック通いではあきたらず、学生時代より様々なスナックで働いていたそうです。現在は新宿でも時々スナックをやっています。
美味しいお酒とおつまみをキャンドル灯るムーディーな店内でどうぞ。
スナック未体験の方もお気軽に!

ことこと食堂
和、洋、中のほっとするお料理とプリンパフェがお客様の心を癒します。
関西弁のオーナーは、元レコード会社勤務という経歴でBGMにも定評あり。
(初回は大繁盛すぎて音楽には手が回らなかったみたいですが、次回より乞うご期待)

各店が創意工夫をこらして丁寧に仕込みをしたメニューは、クワランカの常連さんはもとより、 ツイッターなどを見て来店したお客様に大評判! このあと、ベーカリーカフェ「うたたねぱん https://twitter.com/UTATANEPAN」和惣菜「角部屋
https://twitter.com/kei_kadobeya」などが続々オープンしますが、10月は両店共すでにご予約でいっぱいです。
※24日(土)のうたたねぱんは、20 時以降お席が空き次第ご案内できますので、ご来店前に電話にて空席確認をお願いいたします。
また、ご予約は各店のツイッターなどで受付中です(^ ^)

今後もいろいろな日替わりオーナーが登場しますが、11月1日(日)、2(月)に登場する古雑誌カフェもすごいですよ〜。

日替わりカフェオーナーの一人、三鷹在住のCG アーティストのたどころさんが、将来地元高知県で古雑誌博物館http://www.old-magazine-museum.com/を造るための収集した貴重な雑誌を閲覧しながら、戦前の料理本を参考にフードコーディネーターが考案した当時の料理と飲み物を楽しむことができる「old magazine cafe 」。
 イチオシメニューはコーヒーが入手困難な時期に作られた「代用コーヒー」¥600。黒豆を焙煎し、細切れにして天日干しにしたさつまいもを濾したもので、味わい深く、抗酸化力でアンチエイジングに効果的なスペシャルドリンクです。雑誌も幅広い年齢層に楽しんでいただけるよう5,000冊の蔵書の中からオーナーお薦めのものをセレクト。ご自分の席でゆっくりと手にとってご覧いただけます。雑誌の販売はいたしませんが、昭和レトロな雰囲気の喫茶店でゆっくりと古雑誌を読んで読書の秋をお楽しみくださいね。

old magazine cafe(古雑誌カフェ)
開店日/11月1日(日)2日(月)
営業時間/11:00~22:00
ラストオーダー21:00



2015年8月21日金曜日

カフェほど素敵な商売はない(11)

前回「高菜のせ角煮ごはん」のレシピを書きましたが、青高菜がなかなか手に入らないというご意見がありましたのでお教えたします。当店では、西荻窪北口にある八百泰さんにて予約して購入しています。夏場は店頭に置いてないお店でも、あらかじめお願いすると市場で仕入れてきてくれるところがありますので、ご近所の八百屋さんで頼んでみてください。
 さて、ようやっとオープンの頃のお話です。5階まで階段でフローリング材を運び入れたこと。漆喰を塗るよりも、きれいにヤスリでこする下処理。家主さんの荷物を保管するために真冬の深夜に屋上で物置を組み立てて荷物を納めたこと。その時風邪をひいていたこと。テラスへ出る手作りドアの鍵を親方が逆につけて閉められなかったこと。全てがたいへんな作業でしたが、今思い返すと全てとても良い経験となりました。
 開店前日に、ぎりぎりで保健所の認可を取れた時には皆で放心してしまいましたが、まだまだ内装が終わらず気合を入れ直しての作業。結局最後のフローリング塗装はあきらめましたが、その後の経年ですごく良い味わいの色になっていくのでした。ちゃぶ台には接ぎ木をしてテーブルに仕立て直し。時間がないための苦肉の索が、後日雑誌のインテリア特集に何度も取り上げられることになるとは、その時は夢にも思わなかった。オープン当日の夜は知り合いを招いてのオープニングパーティーをしました。狭い店内はごった返し、入店できなかった方も。
 ドリンクやお食事のサービスも全て初めてのことなので、何が何だかわからないまま嵐のようにパーティーは深夜まで盛り上がります。みなさん楽しんでいただけたようで、とりあえずホッとして1日目の夜は無事に完了。
 さて、翌日いよいよカフェ開店本番です。とはいえ、屋上にある空中店舗に通りすがりのお客さんがやってくるはずもなく、知り合いがポツポツと来てくれるだけで、カフェは閑散としていました。でも思い通りの自分の店ができた満足感からか、不思議とくよくよすることもなく、のんびりと毎日は過ぎていきます。そんな時期に来てくださったお客様の一人が東京カフェマニア主催の川口葉子さんです。カフェや喫茶店についての著作も多数出版されているカフェ好きでは知らない人がいないという有名なライターさん。あいにくこちらはそんな方とは知りもせず、頻繁に来てくれる、もの好きなお客様(失礼!)としか認識していませんでしたが、ある雑誌で彼女がクワランカを紹介してくれたことから、お客さまがだんだんと増えてきたのです。
 その時の記事を川口さんの了解を得て転載させていただきましたので、ぜひともお読みください。こんなふうに書いていただいて本当にクワランカは幸せな店ですね。そして、西荻窪、吉祥寺と移転するたびに訪れてくださりありがとうございます。しかし、あの頃は本当に暇な店だったんだな〜 笑

MUTTS 2001年発売号(マガジンハウス)掲載


2015年8月17日月曜日

今月のお薦めワークショップのお知らせ

お待たせしました!
ピルタナウハ織ワークショップのお知らせです。素敵なヘイディ先生がフィンランドの伝統手芸を教えてくれます。

ムードアップ@ クワランカ・カフェ、 吉祥寺!(1)
今回はとっても明るくてキラキラなクラスになります。サミスタイルのブレスレット&ピルタナウハ織りにキラキラなビーズを付けって美しいアクセサリーになります。模様は「HELY」(読み:ヘル、意味:宝石)と言います。シンプルとモダンンなパターンデザインです。
場所:クワランカ・カフェ
日程:8月29日(土曜日)
時間:11:30~13:30
作品:ピルタナウハ織リボン
レベル:初心者
参加費:4500円(織機レンタル代付き/飲み物付き) 
定員:6名 
申込方法:「8月29日HELY」のタイトルでtakku@takku.orgに 
①お名前(読み方もお願い致します) 
②ご連絡先(電話番号か携帯メールアドレス) 
③お持ち込み道具(織り機)有り/無し/購入 
*好きな色: 黒/白/赤/青
*織機(7800円)は持ち込み、またお申し込みの際に購入する場合に参加費が400円安くなります。

ムードアップ@ クワランカ・カフェ、 吉祥寺!(2)
kukat kukkii! 花,花,花 です!サミブレスレットの新モデル はビーズで花の形に付けました!他のモデルのブレスレットと一緒に使うと、とっても良いコンビネーションです。三つ編み織り名前は「KUKKA」(読み:クッカ、意味:花)と言います
場所:クワランカ・カフェ
日程:8月29日(土曜日)
時間:15:00~17:00
作品:トナカイの革のブレースレット
レベル:初心者
参加費:5800円(飲み物付き) 
定員:6名 
申込方法:「8月29日KUKKA」のタイトルでtakku@takku.orgに 
①お名前(読み方もお願い致します) 
②ご連絡先(電話番号か携帯メールアドレス) 
*好きな色: 茶色/ 黒/赤/青/アイボリー




今月の定例ワークショップのお知らせです。

なかむらみえこレース編み教室

先月の先生&生徒展も大好評でした。
初心者の方も楽しくレッスンしていただいております。
皆様の参加をお待ちしています♪

なかむらみえこレース編み教室
8月26日(水)
15時~/17時~
8月27日(木)
13時~/15時~
¥3,000 (材料費+お茶とケーキ付き)
※初回以降は材料費抜きの¥2,000 。

お申し込み方法/メールまたは電話にて
info@qwalunca.com
0422-24-6455


2015年8月12日水曜日

日替りカフェをやりたい方を募集します。

営業時間変更に伴い、クワランカ・カフェを共有スペースとして日替りカフェをやりたい方を募集します。

 クワランカ・カフェは渋谷の屋上カフェとしてスタートしてから早くも15年の歳月を迎えました。当ブログにも書いてある通り、カフェ準備期間中の楽しさと大変さは実際にオープンしてからも様々な形で繰り返しやってきましたが、お客様、スタッフ、家族のおかげでこんなにも長い間走り続けることができたのだと思います。当時1歳だった娘も高校生となり、スタッフの多くもいまではお父さん、お母さんになっています。短い産休をいただいて生まれた長男も9歳、いつも見守ってくれた両親も後期高齢者になりジャズやミステリーを愛する父も、クラブクアトロ30周年の時、吾妻光良&ザ・スウィンギン・バッパーズを一緒に観たのが最後に、今ではライブハウス通いも止めてしまいました。
 カフェの仕事が大好きで、つらいことがあってもお客様の笑顔から元気をもらいながら忙しく日々をおくり、家族と過す時間も大切にしてきましたが、一旦ペースを緩めて、慌ただしく流れていく毎日の中で忘れてしまいそうになっていた「日常を忘れてゆっくりできる場所をつくる」というクワランカを始めた頃の気持ちを取り戻すことが、とても大切なことだと考えました。
 そこで、現在の23時までの営業時間を、今後は18時までに変更する予定です。それに伴い、夜の営業と週2日程度の終日の中で、日替りカフェ、食堂などをやってみたい方を募集します。料金等の詳細は電話、メール、店頭にてお問い合わせいただきたいのですが、クワランカの基本理念に共感してくれる方のみの募集となります。

◯ ゆっくりできる場所。1人で来店するお客様も居心地の良い場所。
◯ オリジナルのフード、デザート、ドリンクの提供。
◯ クワランカギャラリー運営についての理解と協力。

その他の特記事項
◯ 隣店がタイ古式マッサージ店のため、過度に騒がしい音楽や、喧騒は避ける。
◯ ブログ、フェイスブック、ツイッター、インスタグラム等SNSでの告知が可能な方。
◯ 18時以降24時までと定休日または土日のどちらかの終日(時間は応相談)を含む時間帯の中で継続的に日替りカフェをできる方。
例/
毎週木曜日と日曜日オープンの玄米食堂
隔週火曜日オープンの夜カフェ など。
美味しい食事やデザートでほっとできるお店をやりたいという方は是非ふるってお問い合せください。(飲食店以外のお店でアイデアのある場合もご連絡ください!)
 また、今月28日(金)19 : 30より、中野カルマ(現在はカルマときどきとして営業)のオーナー丸山伊太郎さんにクワランカでの日替りカフェについての説明会を兼ねて、日替りオーナーのカフェについてのお話を詳しくお話ししていただく会を開催します。

「丸山伊太郎に訊くvol.2 日替りオーナーカフェの可能性について」

2013年3月に開催した「丸山伊太郎に訊く」では、カフェのはじめかたと続けかたをレクチャーしていただきました。その時の参加者の中には、すで繁盛店として知られるお店のオーナーもいます。第2回目の今回のテーマは「日替りオーナーカフェの可能性について」
 最近では、通常店舗の空き時間に、カレー屋さん、焼き菓子店、カフェなどをするお店が増えてきましたが、実店舗を持たずに活動することや皆で同じ場所を使うことなどで生まれる可能性について、日替りカフェの運営に10年以上携わる丸山さんに詳しくお話しをしていただきます。また、当日はクワランカ・カフェの日替りオーナー募集についての質問も受け付けます。本業と両立してお店をやりたい、将来カフェをやりたいなどの理由から、日替りカフェに興味のある方のご参加をお待ちしています。

丸山伊太郎プロフィール/
「無国籍料理カルマ」を30年以上続けながら(現在はカルマときどきとして同列の各店舗で営業)、日替わりオーナーカフェ「ウナ・カメラ・リーベラ」「阿佐ヶ谷イネル」「エカイエ」、鳥取のギャラリー「うわの空」を運営する。「カルマ」は、高山なおみさんや枝元なほみさんなど、今をときめく人気料理研究家が働いていたことでも有名。自身も「アイデアどんぶり料理 スパイス & ハーブで手軽においしく」を出版するなど多方面で活躍中。

日時/8月28日(金)19 : 30より2時間程度
料金/ チャージ¥500+オーダー
予約/info@qwalunca.com
TEL. 0422-24-6455




2015年8月8日土曜日

カフェほど素敵な商売はない(10)

 吉祥寺に移転した現在でもお客様からの質問で一番多いのが「クワランカってどういう意味ですか?」そこで今回は店名の由来とこだわりについて、また後半にはオープン当時からの人気メニュー「豚の角煮のせ高菜ごはん」のレシピを公開いたします。ご家庭でも簡単に作れますので、角煮がお好きな方はぜひチャレンジしてみてくださいね。
 店名をつけるに当たって、他にはない名前にしたいと3日3晩悩みに悩んで考えたのが、敬愛する向田邦子さんのエッセイのタイトル「くらわんかの皿」から、らわ⇄ワラという部分をもじって異国風の言葉の響きを持つ「クワランカ」という言葉です。同名の店もなく、検索すると一番に出てきますが、そこまで狙ってつけたわけではなく偶然そうなっただけのこと。確かに便利ではありますね。ミュージシャンの猫沢エミさんからは「宮澤賢治の本に出てきそう。クワランカ、クワランカ…」とのコメントをいただいたのも嬉しかったな。渋谷店では向田さんの本も多数取り揃えており、中国茶を仕入れていた英記茶荘の親会社リプトンの社長さんが来店した際に読んで気に入って、帰りに書店で購入してくださったことも後日伺いました。英記茶荘といえば、忘れられないエピソードがあります。
 美味しい中国茶を手ごろな価格で提供したいと、都内のいろいろな中国茶専門店を巡りましたが、ヴィンテージや等級のある中国茶はなかなかのお値段。渋谷のお隣、神泉駅前にあった英記茶荘を訪れた日はあいにくの定休日。諦めきれず店内を覗いていたら、中からすごい美人スタッフさんが出てきてくれました。近々渋谷センター街でカフェをオープンするので、中国茶の仕入先を探している旨をお話すると店内に招き入れてくださり、なんと数時間にわたって様々な中国茶の試飲と淹れ方の手ほどきをしてくださったのです!
 彼女は当時店長だった大清水さん。その後もお茶の事を教えてもらいながら、映画鑑賞の帰りなどに来店してくれるお客さまとしてお付き合いが続きます。向田ファンとなった社長氏も大清水さんのお供で来店してくれたんだっけ。
 大清水さんの誠意ある接客をいまでもふと思い出します。自分もいつかそういう店員さんになりたい!素直にそんな気持ちにさせられた出来事でした。
 さて、とりとめのない文章にお付き合いいただいている皆様に感謝の気持ちを込めて、オープン当時からの人気商品「豚の角煮のせ高菜ごはん」の作り方をご紹介いたします。専門店では八角などの調味料を沢山使っているのですが、当店の角煮はとてもシンプルな作り方なので、お家でも簡単にできますよ。

豚の角煮
材料(5人分)
豚バラ肉  300g
豚肩ロース肉  450g
生姜  90g
三温糖  60g
料理酒  90cc
醤油  90cc
水  90cc
(1)豚バラ肉と豚肩ロース肉を一口大にカットする。
(2)生姜を千切りにする。
(3)生姜、肉、調味料の順に圧力鍋に入れて強火で煮る。
(4)アクを取り除き、蓋をして弱火で23分圧力をかける。
(5)火を止めて30分ほどしたら蓋を開け、上部に浮き上がっている油をすくい取る。

高菜漬け炒め
材料(5人分)
青高菜の漬物  1/2束
ごま油大さじ  1/2
料理酒大さじ  1/2
醤油大さじ  1/3強
(1)高菜漬けを、葉は千切りに、茎はみじん切りにカットする。
(2)カットした高菜漬けを硬く絞って水分を取る。
(3)熱したフライパンにゴマ油を入れ、高菜漬けを炒めながら料理酒、醤油を回しかけ、さらに3分ほど炒める。
 ほかほかごはんに高菜漬け炒めを敷いた上に、角煮と生姜をのせて黒ゴマをパラリと振っていただきます。大根の煮物と角煮に和辛子を付けてお酒のつまみにも◎ 女性のお客様で脂っこいものが苦手な方も、ここのは美味しいと言ってリピート注文してくださることが多い角煮ごはんです。是非お試しください。
 つづく


2015年8月7日金曜日

カフェほど素敵な商売はない(9)

 前回は、物件獲得と基礎工事について書きましたが、今回は「どんな店をやりたいか?」という基本のコンセプト作りについて。内装やメニューについては自分が好きな場所やフードを書き出すことから始めました。親方と一緒にカフェに限らず様々なショップを見に行って、フローリングの木材やドア、窓の好みを直接知ってもらうことにしたり、調理担当の相方とは作りたいものと作れるのものをリストアップして試作して仲間と試食会をしたり。素人ゆえの無茶もあり(料理器具を置くスペースも無いのに、本格派のガレットをやりたいとか)なかなかプランがまとまらない時、仕事でお世話になっていた音楽レーベルSublime Recordsの山崎さんからいただいたアドバイスがとても参考になりました。
 山崎さん曰く「カフェでも音楽でも“どんなお客さんに来てもたいたいか/どんな人に聴いてもらいたいか”を想像して、その人達が喜んでくれるものを提供するようにしたらいいよ。」 ケン・イシイ、DJ WADA、レイ・ハラカミ、サワサキヨシヒロなど超人気アーティストを擁するレーベルオーナーでもあり、ご自身も人気DJ としてフロアのお客さんを盛りあげる山崎さんの言葉はとても心に響いたのです。
 まだ未知の「私のカフェのお客さん」を想像してみると、こんな方たちが浮かびます。
・騒がしい場所は嫌い
・読書好き
・音楽好き
・アート好き
・映画好き
・好奇心旺盛
・流行りのフードより、ほっとできる食べ物やお茶が好き
・ちょっぴり変わり者、。エトセトラ、エトセトラ…。
 そう、この人達が喜びそうな音楽や空間、メニュー作りをしよう! こうやって一歩一歩とクワランカ・カフェが現実化していきます。
 つづく

2015年8月5日水曜日

新メニューができました!

らっきょうマニアが考えた
クワランカ・カフェのカレー茶漬け
サラダ付き ¥950 
 
 2015年夏のクワランカ・カフェでのらっきょう漬けワークショップにて、猛暑を乗り切るらっきょうレシピのアイディアを出し合った際に生まれた「カレー茶漬け」がいよいよメニューに登場します。
 今年は記録的な猛暑とか。そこで、「最近疲れがとれないな~」と思った時の食事におすすめなのが、豚肉とらっきょう。ビタミンB1が不足すると夏バテや疲れやすくなります。ビタミンB1が豊富な身近な食材の一つが豚肉。らっきょうにはアリシン(硫化アリル)という成分が多く含まれており、硫化アリルはビタミンB1の吸収を通常の7倍も高めて助ける役割があります。豚肉のキーマカレーにらっきょうを添えて、そこに酸っぱくてスパイシーなトマトベースのラッサムをお茶漬けのようにかけることで、食欲がなくても、サラサラと食べることができます。さらに、しょうがやスパイスをたっぷり使っているため、クーラーで冷えきった身体を温めて免疫力もアップしますよ。
 食欲のない時のランチに。夜はビールのお供にも。新登場の「カレー茶漬け」味噌と梅干しの隠し味もいい仕事をしています。本格派の新カレーをぜひご賞味ください。


2015年8月1日土曜日

カフェほど素敵な商売はない(8)

毎日暑い日が続いていますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか? 会社の休みを利用して海外旅行などに行くも良し、半休を繰り返して近場でゆっくりするのもまた良し。近場でゆっくり、と当店をご利用していただいている皆さんありがとうございます。その気持ち、とてもわかります(笑)。私も会社員時代、海外脱出しない時はライブ、映画、カフェ、美術館とちびりちびち休暇を使ってました。長期休暇がとれない今は、仕事のあとは、ほぼ毎晩息子と近所の体育館プール&バトミントンへ。おかげで肩こり、頭痛がグーンとラクになり、一挙両得な気分♪ それぞれの夏をエンジョイしましょう。
 本日(8月1日)午後よりクワランカでは、夏を代表する行事である夏「盆踊り」企画もありますよ〜。浴衣に着替えて盆踊りのめぐちゃんと繰り出す月窓寺、なんとなく出会いの予感もあり。女子率高めですので、浴衣男子の参加をお待ちしてます!

 さて本タイトルの「カフェほど素敵な商売はない」に入りましょう。渋谷駅近くのテナントビル屋上にある掘立小屋を借りれる運びになったもの、そこは物置となっている木造家屋(廃墟)。さて、どこから手をつけたものかと私と大工は考えました。ちなみにこの大工、普段は大手テナントの内装をしていてオーダーメイドの施工はほとんど初めて。知人のバンド(渋谷系内下北系アシッドジャズバンドとして活躍/若杉 実著「渋谷系」より)仲間として紹介してもらいました。コラムとはまったく関係ないですが、閑話休題、興味のある方はライブ映像をご覧あれ。


彼に内装をお願いした、その経緯とは。子持ちコンビの私たちではフルタイム勤務できないので、と夜の部の営業を任せたいと画策して相談をもちかけた上記の知人ですが、結局計画は頓挫。なぜか意気投合して、ひとりの大工&オープニングスタッフを交えた我々女性チーム4人のみで内装をすることとあいなりました。これもまた不思議なご縁だったと思います。人生のターニングポイントでは、時として必要な人物と出会うことがあるのかもしれませんね。
 ちなみに大工には〝親方〟という愛称を命名。現在では、西荻百貨店内に工房を持ち、自宅や店舗内装も手がけています。
 まずは飲食店として必要な設備をそろえなくては始まらないのですが、屋上には電気だけしかきておらず、ガス、水道を設置するところから始まります。基礎工事に関してはプロに任せるしかなく、下水道の工事はテナントビの出入り業者に依頼しました。この辺少し長くなるのですが、これからカフェ開業を考えている人の参考になるかもしれないので、手痛い失敗談を書きますね。
 施工依頼した会社(このあとA 社と記載)にはおよその見積もりを出してもらいましたが、屋上という異例のこともあり、多少の金額の違いがあるという説明を受けていました。限られた予算のなかでの工事、ひやひやしながら見守るしかなかったのですが、現場担当者の若い男性がかなりアバウトかつ横暴で、立会い工事には現れないは、業者との連絡を欠くは、かってに必要のないオプションをつけようとするはで、その都度施工料金がが上がっていくので、とてもじゃないけど黙って見てはいられません。幸い現場に入ってくださった水道屋のおじさんがいい人たちで、私の相談に気さくにのってくれ「これはいらないんじゃないの」とかのアドバイスをいただきながら、直接連絡を取り合いながら現場監督らしきことを自分たちでしての作業となりました。
 ガスはプロパン会社を調べて発注。代々木上原にある職人気質のオヤジさんが営む東邦プロパンさんに設置依頼。1階から5階まで長〜いガス管をつけてもらいました。問題はA社ですが、結果を書きますと、カフェ開業後、すっかり見違えるようになった屋上カフェに担当者氏と社長を呼びつけ、見積もり内にある立会い料やオプション代金などに対しての説明を要求。もちろん事前に内容証明まではいかないが、しっかりとしたクレーム文書を送っておき、直談判。社長はきちんとした人で、自社の不手際を認め謝罪してくれました。立会い料などはカットして数十万ほど値引きした金額で折り合いをつけました。説明された理由が噴飯もので忘れることができません。ビルのオーナーから「ど素人がこんなボロいところでなんかやるって言うけど、長続きしないだろうから、適当に対応してくれ」みたいなことを聞かされていたそうです。それでつい新入りに任せっぱなしだったとか。普段はこのようなことは無いとのこと。私が「御社ではいつもこのような工事をなさるのですか?」と問いかけての返答にはつい苦笑してしまいました。
 汗をかきかき頭をさげる社長と、テラス席にたまたまマネージャーを伴って来店していた某有名ミュージシャン。桜、苔玉でいっぱいのできたばかりのテラス席。なんとなく舞台に上がった俳優さんのような気分で、トラブルに終止符を打つことができました。誠実に対応してくれた社長さん、あの時たまたま来ていたミュージシャン氏にも感謝! の出来事です。もし時間と手間を惜しまないならば設備会社に丸投げせずに、ガス、水道屋さんと直接やりとりをする方が、限られた予算を有効活用できる場合もあります。くれぐれも下調べは念入りに。経験から得た教訓です。
 つづく


2015年7月18日土曜日

クワランカ・カフェ × クイーンズホテルアンティークス☆コラボ企画「クワランカ・カフェで浴衣出張販売」

長梅雨が一転、真夏日が続きます。台風も近づいたり、去ったり。いよいよ本格的な夏がやってきました。同じテナントビル1階の人気ラーメン店武蔵屋の若衆も汗だくながら「おはようございます。夏気持ちいいっすね!」と元気に挨拶してくれます。開放的な気分で、思いっきり楽しみましょう♪
 クワランカではこの夏、吉祥寺のご近所ショップ「クイーンズホテルアンティークス」さんと一緒にこの夏最高の盆踊りイベントをお届けいたします。さて、その内容とは…。
 吉祥寺月窓寺の夏祭りではたいへん情緒のある盆踊り大会が行われることは、実は盆踊りマニアのなかでは有名だそうです。そこで、夏祭り当日クワランカに浴衣で集合!月窓寺へ盆踊りマスターのめぐちゃんと繰り出します。当日はクイーンズホテルで12日まで行われた「ゆかたとあなた」の番外編で日本の古着と着物などを取り扱う「橘」さんが浴衣、帯、小物を出張販売。着付けもあります。めぐちゃんは各地の盆踊りを渡り歩いている流離いの盆踊り達人。露天の食べ物なんかには目もくれず、ひたすら踊り続けるんです。
 そして汗をかいたらクワランカに戻って打ち上げです。粋な浴衣で呑んだり、食べたり(自由オーダー制)。浴衣未経験なあなたも、この機会にアンティーク浴衣のコーディネートを身につけてみるのは如何でしょう。そして、いつもは見てるだけの盆踊りも、この際思いっきり踊っちゃいましょう。カップルや男性の参加も大歓迎!夏の楽しみ方がまた一つ増えることでしょう♪

クワランカ・カフェ × クイーンズホテルアンティークス☆コラボ企画
「クワランカ・カフェで浴衣出張販売」
– 浴衣に着替えたら盆踊りへ繰り出しましょう –
日時:8月1日(土)15時から販売開始
場所:クワランカ・カフェ
入店費:500円(クワランカ・カフェ飲食券500円付き)
さらに先着20名にオリジナルハンカチ付き
カフェは通常営業しています。
この日限定のお得な盆踊りセットあります。

QWALUNCA CAFÉ
180-0003
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-8-11弥生ビル3F
tel&fax 0422-24-6455
http://qwalunca.com/

タイムテーブル
14:00  浴衣着付けタイム。予約承ります。
  ↓    着付け代1500 円(飲食券500円付き)
              お持ちの浴衣着付けます。
15:00  浴衣販売開始。
      ↓     お買い上げの方、その場で着付け無料サービス。
             *お足元の準備を忘れずに。
18:00  盆踊りに繰り出しましょう。吉祥寺「月窓寺」の盆踊りへ
            「橘踊り子会」会長と一緒に繰り出しましょう。
              注)踊りは強制致しません。
21:00  クワランカ・カフェで一休みして下さい。
              各自食べたり、飲んだり。

浴衣を着て食べて飲んで踊って、夏の夜を楽しみましょう。
どこから参加してもOK。
いつ帰ってもOK。
気軽にご参加ください。




2015年7月10日金曜日

カフェほど素敵な商売はない(7)

スローペースで続けている「カフェほど素敵な商売はない」ですが、15年間のあれこれを書き終えるのに一体どのくらいかかるのでしょうか? 読んでくださっている方に飽きられても困るので、今回は物件獲得までを一気に紹介します。

 出産とほぼ同時に会社を退職して産休に入りましたが、まだ小さい娘を抱っこして物件探しをして周りました。検討した場所は、代官山、江古田、原宿、表参道、下北沢、そして渋谷です。江古田以外はよく通っていた街でした。どうして江古田をチェックしたのかは今となっても謎。学生街の喫茶店でもやるつもりだったのかなぁ?
 いずれも繁華街で、駅周辺の物件は家賃50万円、保証金500万円からが相場でした。もちろん手が届かないので、人が住んでいなさそうな古い民家(古民家などという洒落たところではなく、ただのボロ家屋)などの空き情報を調べたりも。近所の人に直接聞いたり、登記簿を閲覧するなどの方法があります。しかし廃屋同然の家屋でも、当然ながら手付かずにある理由があるのです。じつはひっそりと人が住んでいる。大企業の再開発予定地になっているetc..。繁華街のいい場所なら、当然誰かが目をつけていて、それでもかなわない場合のみ放置されているものなのですね。出発点に戻り不動産屋を訪れると、渋谷、原宿、恵比寿の3箇所の不動産屋で紹介された商業ビルが浮かびあがります。渋谷駅より徒歩5分。センター街にあるアワーズビル。2F、3F、4Fのほとんどの店舗が空いているとのこと。家賃は20万〜30万円くらい(当然階下が高いです)。保証金10ヶ月分。
 もうここしか条件に合うところは無いので早速内見をしたところ、なるほど確かにセンター街にはあるものの古ぼけていて目立たない外観。レトロモダンなどとは程遠い中途半端なビル。そしてどのフロアーのテナントも狭くて薄暗く陰気な印象。どうやらどんな店が入っても長続きしていないようでした。風水的にもなんだか最悪そう…。しかしもう他を当たっている余裕は無い。窮地に追い込まれた私の前に4Fからづづく階段がふと目に入ったのです。
 そこには屋上がありました。頼み込んで屋上を見せてもらうと、給水塔やらキュービクル(高圧受電設備)などがあちこちにある中に、ちいさな掘立小屋がありました。そこは、ビルのオーナーのお父さまが生前に事務所として使っていたところで、雀荘として使用していたこともあるとのこと。

 その古ぼけた木造の小屋を見た時の「ここしかない!」というひらめきは一生忘れることはありません。すぐさまビルのオーナーに直談判。すんなりと、とはいきませんでしたが、なんとかカフェとして賃貸契約に漕ぎ着けました。
 8畳ほどの小屋とテラス席。屋上には様々な設備があり夏や冬は使用できないだろうということで、現地の坪単価 × スペース − 夏と冬の数ヶ月分 = 家賃 相談の結果、家賃と共益費で20万円を下回る月が使用料金に決定します。保証金はやはり10ヶ月分。そしてもともと空き小屋なので、内装準備期間は家賃が発生しないということに。これはど素人にとっては大変ありがたい配慮でした。廃屋をリノベーションするのにどのくらいの期間が必要かさっぱりわからなかったのですから。
 かくして、なんとか都心にありながらも喧騒を忘れることのできる場所に一歩近づくことができました。でもそこには、ガスも水道も通ってなかったのですから、かなりの無茶をしましたよね。床を全部はつっての下水工事、詰まりを警戒して100万円近いグリーストラップを設置、5階までプロパンガスの引き込みと内装以前に大変な設備投資が待っていました。やはりここ一番の時に必要なのはひらめきと度胸、かな(苦笑)。
 つづく

2015年7月4日土曜日

カフェほど素敵な商売はない(6)

 物件探しについて書きますが、このあたりが開業に向けて一番楽しい時期だと思います。どの街にしようかな、とあれこれ探すのも、人気のあるカフェを見て廻るのも気持ちが高ぶるもの。私の場合は、自分の店についてすでにイメージが出来上がっていたので、カフェ巡りの方はもっぱらオープニングを手伝ってるもらうことになっていた知人に引っ張られてでしたが、それでも参考にはなりました。まだ会社員だったので、仕事で行く先々の不動産店頭をチェックしたり、知り合いのレコードショップの方から店舗専門の不動産屋を訪ねたり。
 実際に相談すると、当時は空き店舗も少なかったのか、予算が限られていたせいなのか、担当者には「カフェをやりたいという人はごまんといますしね(冷笑)」という具合に冷たくあしらわれることが多かったです。しかし、そんなことで気落ちしていては現実にお店は持てません。あらゆるハードルは開店後も次々と現れるもの。その一つ一つを飛び越えていけるほどの信念があれば大丈夫です(^ ^) ところが予期せぬ出来事が突然起こりました。お腹の中に赤ちゃんを授かったのです。
 そこで、共同経営する友人に相談したところ、「自分も子供がいるので同じ立場で出来るようになって嬉しい。オープンはしばらく遅らせよう」と暖かい言葉をもらいました。それからはそれぞれがメニューのレシピやインテリアについて書いたことを今のようにメールも盛んじゃなかったので、手紙で交換するという文通通信が続きます。その頃考えたメニューや内装のことが開店する際大いに役立ちます。まさに回り道がもたらしてくれた恩恵といえるでしょう。
 づづく


7月の展示について

梅雨まっさかり。雨がじゃんじゃん降っていますが、日本の梅雨は好きです。雨ならば、と本来のインドア気質が解放されるのか、思いっきり読書や書き物に没頭中。お客様にもご同様の方が多いらしく、本やお仕事らしきものを携えてご来店くださっています。中には編み物をしている人も。しっとりと手芸、いいですね〜。
 そんな今月の展示は「レース編み」。クワランカで第4水曜日と木曜日に開催しているレース編み教室の先生と生徒さんによる作品展。小物やアクセサリーの販売もあります。初夏を彩るレース作品の数々をお手にとってご覧いただけます。どうぞお楽しみに。

なかむらみえこレース編み教室 作品展 
2015年7月17日(金)〜26日(日)まで
2013年12月から毎月開催されているレース教室に通う生徒さんと先生による初めての作品展。期間中レース教室もあります。初心者大歓迎 ♪
******レース教室開催日程******
7月22日(水)15時〜/17時〜
7月23日(木)13時〜/15時〜
¥3.000 (材料費+お茶とケーキ付き)
※初回以降は材料費抜きの¥2,000 になります。
お申し込み方法/メールまたは電話にて
info@qwalunca.com
TEL.0422-24-6455


2015年6月30日火曜日

カフェほど素敵な商売はない(5)

 「ブログ読んでますよ」と言っていただくことが多くなり、更新を頻繁にしよう!と思ったとたんに間があいてしまい、ごめんなさい。これからはきっちり更新します(なるべくね…)。いや、書き始めると早いのですが、やらなきゃ、と思えば思うほどつい後回しにしてしまう。これ、なんでもそうなんですよね。仕事、とか義務、と位置づけると辛くなる。趣味だと思うと楽しいんです。なので、この『カフェほど素敵な商売はない 』はあくまでも個人的な趣味ということで続けます(^ ^)
 前回物件探しのことを書きましたが、まず開業資金について触れておくと、会社退職時の蓄えのみでカフェを始めようと考えた私の予算は400万円程度でした。飲食経験が一切なく、どんな資格や準備が必要なのかもわからなかったので、とりあえず料理人を兄弟に持つ友人に相談しようと電話をしたところ、なんとその友人が一緒にやりたいと言い出したのです。彼女は早くにご主人を病気で亡くして一人で子育てしているシングルマザー。当時息子さんは小学校の高学年で、そろそろ仕事を、と考えていた矢先だったとのこと。もちろんお互いに未知の仕事に飛び込むのですからリスクも相当高いはずなのですが、なぜかトントン拍子で話しが進み、それぞれが300万円を持ち寄ってカフェをやろうということになりまた。
 上手くいく保証はない、それでも不思議と弱気になることがなかったのですが、この金額なら親族や金融会社に借り入れすることがなく完全自己資金のみで出来て、また、たとえ300万失っても同世代の人たちのように車や高級ブランドに走ることもなく地道に蓄えたお金なので「買った車がすぐにぶつけて廃車になっちゃった」と思えばいいかな、という考えがありました。そこで、ようやく物件探しが始まるのですが、結論からいうと屋上のカフェ物件を見つけるまでそれから2年近くかかってしまったのです。
 つづく

2015年6月19日金曜日

6月と7月に開催するワークショップのお知らせ

梅雨らしいお天気が続いています。緑が生き生きと輝く季節でもありますね。小雨のなか散歩をすると、普段聞こえない音がしたり、匂いがしたり。また、こんな日の読書や手仕事もはかどるもの。四季のある国に生まれてよかったと日々実感しています。
 さて、近日開催のワークショップのお知らせです。定例のワークショップに加え、この時期ながらのワークショップ「クワランカ・カフェのラッキョウナイト」の久しぶりの開催、西荻窪ではおなじみのヨンネさんの「手製本教室」当店初登場、そして吉祥寺で活躍中のイラストレーター、森本ひであつさんの「ウネミィのマスコット作り」の第2回目と、楽しい企画が続きます。お楽しみに♪

※ワークショップを開催したい、という作家さんも随時募集中です。カフェ営業中にテーブル席を2つ繋げたくらいのスペースで行う少人数制のレッスンと、定休日に貸切で行うレッスンの2種類ございます。ご興味のある方はこちらからお問い合わせください。
【お申込み方法】
メールまたは電話にてお申込み下さい。
メール:info@qwalunca.com
電話:0422-24-6455

【定例/新規参加者も募集中】
6月24日(水)
レース編み教室
15:00/17:00
材料費+ケーキとお茶付き
¥3,000(2回目以降からは¥2,000)
主催/なかむらみえこ×クワランカ・カフェ

6月25日(木)
レース編み教室
13:00/15:00
材料費+ケーキとお茶付き
¥3,000(2回目以降からは¥2,000)
主催/なかむらみえこ×クワランカ・カフェ

6月26日(金)
スピリチュアル女子会
19:30~21:30まで
¥2,000ケーキとお茶付き
主催/上田麻結×クワランカ・カフェ
上田麻結のブログ

【この時期のみ開催】
7月3日(金)
クワランカ・カフェのラッキョウナイト
19:30~21:00まで
¥2,000+1オーダー

みんなでゆっくりとお酒を飲んでおしゃべりしながら、らっきょうを漬けます。ベランダのあるカフェなので、らっきょうは普通の甘酢漬けの他に、お日様に当てて発酵させるらっきょう漬けもつくってみます。お日様に毎日あてて、ゆっくりゆっくり発酵させてつくるらっきょうは、泡がぷくぷくと吹き出してきて、漬け汁がとろっと澄んでくると食べごろ。出来たらっきょうは、酢のつんとした感じがなく、味は優しくまろやかで、歯触りはしゃきしゃき、驚きの美味しさです。
主催/ラッキョウワークス
2011年から毎年夏に、カフェやスナック、ギャラリー、結婚式など、いろんなところでいろんな人とラッキョウを剥くワークショップを開催している。

【初登場!】
7月8日(水)
革装の豆本 or 切手を収める 豆本講座
13:00~16:00/19:00~22:00
¥4,800(材料費込み・ケーキと飲み物付き)

革装の豆本と切手を収める豆本どちらか選んでいただき、製本します。革装の本ってどうやってできているのかな 興味はあるけど、難しそう?まずは、豆本で作ってみませんか ページの多い本の構造を知っていただきながら紙を糸かがりし、花布をつけて革表紙の小さな本にしましょう(中身は無地のノートタイプです)ご希望の方はネックレスに仕上げることもできます。
主催/古本と手製本 ヨンネ
東京・西荻窪を中心に手製本教室を開いています。詳細はNewsやお知らせをご覧下さい。図書館やブックカフェ、本屋さんへの出張製本講座や豆本ワークショップを通じて、手製本を伝えています。本の修理や製本の受注製作、製本雑貨、豆本、古本の販売、なども。


【第2回】
7月18日(土)
ウネミィのマスコット作り
19:00~21:00
¥1,500 +オーダー(材料費込み)

羊毛フエルトを使って、オリジナルキャラクター「ウネミィ」のマスコットを作ります。
とても可愛いので、ブローチやキーホルダーにも♡
主催/森本ひであつ
福井県生まれ セツ・モードセミナー卒業 ほぼ日刊イトイ新聞 「オーダー絵はかわいい」、「井の頭公園 とび地」掲載 井の頭アートピクニック メインビジュアル、ディレクション、井の頭公園内グループ展「春めぐり」展 企画・運営、吉祥寺アトレオープン時のポスター制作、井の頭公園100祭ライブペイント、GEISAI5「Illustration」誌スカウト審査賞、Free Art Free 2004準グランプリ、Heart Line Project2005 企業広告大賞、日本パッケージングコンテスト入賞「Loretta」、Loretta パッケージ、パンフレットのイラスト担当。


2015年6月12日金曜日

ご近所散歩

自分でお店をやっていると土日祝はたいてい仕事で、なかなか他店に行けません。また、月曜日定休の同業者も多く、これまた遊びに行くことが難しい。(そういえば月休のカフェ同士のミーテイングを最近やってなかったわ。スパイスカフェさん、イリヤプラスカフェさん、ご無沙汰しています〜。近いうちにまた是非!)
 という訳で早朝から営業しているお店はありがたく、時々おじゃましています。西荻時代は「ていねいに、」さん。吉祥寺に来てからは「チャイブレイク」さん。そして今回モーングをいただいたのは「ムスイ」さん。
 クワランカから徒歩3分という近距離なのに、なかなか伺えなかったのですが、とうとう昨日行けました。いつも食べ始めてから写真を撮るのを忘れていたことに気がつき、今回も食事途中でパチリ。


 自家製パン&ミネストローネに珈琲がついて380円という驚きの安さ。パンも好みのタイプでした。ランチタイムに入る頃混雑してきたのでゆっくり居るのも悪いようで(これは自分でも店をしているのでついそう思ってしまう、慣習ですね。)井の頭公園へ。初夏の公園をのんびり散歩しながらリフレッシュしました。早朝から開いているお店の方々には、ただただ感謝です。ありがとうございます〜(^ ^)


2015年6月11日木曜日

カフェほど素敵な商売はない(4)

カフェに限らずお店をはじめる時は、どんな場所でやるかという選択が出てきます。繁華街、オフィス街、郊外、住宅街。また、駅前か路地裏か、など。そして予算との兼ね合いがあります。都心の人通りが多い路面店などは初期費用も家賃も莫大で、とても個人が手を出せるところではありません。
 私の場合は、仕事で渋谷や青山に行くことが多かったのですが、人があまりにも多く歩くだけで疲れ果てていたので、「こんな場所に郊外のカフェテリアみたいなところがあったらいいな。」と、ドラえもんのどこでもドアがあれば…、的な発想からイメージが湧いてきました。
 さて、人気エリアでもある都心に私が借りられそうな物件はあったのでしょうか? 答えは無かった。だから無理やり作った、です。
 つづく


2015年6月10日水曜日

カフェほど素敵な商売はない(3)


さて、カフェをするといっても、当時の私は無類のカフェ好きというわけではなかったので、何から何までわからないことだらけでした。その頃好きだったお店は、原宿にあったオーバカナルとルームルーム、表参道のバンブー、青山のラスチカスです。ビルの取り壊しにつき移転や改装をしてしまい、いまでは違う場所となっているところもありますが(クワランカもそう)、とても素敵なところでした。
 こうやって書いているとオープンカフェが多いな。やっぱり風が気持ち良く通り抜ける空間が好きみたいです。旅先で訪れた、ベネチアのペギーグッゲンハイム美術館のカフェテラスも素晴らしかった。




















 上司に「カフェをやりたいので会社を辞めます」と打ち明けてから退職までの数ヶ月間、あちこちの不動産屋を覗く物件探しの日々が始まります。
 つづく


2015年6月8日月曜日

6月の展示のお知らせ

ことばの生まれる場所へ
――北爪満喜『奇妙な祝福』詩と写真 展

関東もいよいよ梅雨入りだそうです。クワランカは雨が似合うカフェとお客様から言われていますので、読書に耽ったり、大切な方との楽しい時間をお過ごしください。そしてこんな季節にゆっくりとご覧いただきたい、詩人の北爪満喜さんによる詩とご自身が撮った写真の展示が16日から始まります。
 著書の中から抜粋された詩を、同著の装丁を手がけたグラッフィックデザイナーの伊勢功治さんが設営する空間は、タイトルの「ことばの生まれる場所へ」そのままに『奇妙な祝福』の世界観を存分に味わえる作品展となっています。現代詩のファンはもちろんのこと、そうでない方にもことばの魅力を感じていただけると思いますので、ぜひ足をお運びください。
 また、20(土)には『奇妙な祝福』出版をお祝いするトーク&懇親会もございます(要予約)。

ことばの生まれる場所へ
――北爪満喜『奇妙な祝福』詩と写真 展
2015.6.16(火)~6.21(日) 定休日 18日
11:30~23:00(最終日は、21:00まで)

2015.6.20(土)野村喜和夫×北爪満喜×コイズミアヤ
open 18:00 start 18:30
トーク:1500円+1ドリンクオーダー
懇親会:3000円(ドリンクとお食事)
※お申し込みはクワランカ・カフェまで 電話/0422-24-6455

北爪満喜プロフィール
詩人。前橋市出身。「歴程」「モーアシビ」同人。「萩原朔太郎研究会」会員。
詩と写真のコラボレーション展や朗読を国内外で多数行っている。思潮社『現代詩手帖』で詩誌月評を担当中。新聞や雑誌などに詩や書評、エッセイ、写真を発表している。2014年に詩集『奇妙な祝福』(思潮社)を出版。他に詩集『ARROWHOTEL』(書肆山田)、『青い影 緑の光』(フランス堂)『飛手の空、透ける街』(思潮社)など。

2015年6月7日日曜日

カフェほど素敵な商売はない(2)

カフェをやりたい、と思ったきっかけは、実は“なんとなく”でした。
当時勤めていた音楽誌を発行していた出版社をあることがきっかけで辞めると決めた時に、脱サラしたあと何をやろうかな?と考えてみると、「人が集まる場所をつくりたい」。同僚や上司、取引先の音楽関係者など、愉快な人ばかりだったので、毎日たくさんの人達と接する仕事がしたかったのです。
 もしかするとカフェ開業の第一条件は「人が好き」かもしれません。
 つづく


2015年6月6日土曜日

カフェほど素敵な商売はない(1)

クワランカ・カフェはオープンより15年目を迎えました。
最近になって渋谷時代のお客さまが、吉祥寺店に訪れてくださることが多くなりました。そんなこともあり、実家に立ち寄った際にアルバムをめくると、ありましたよオープンしたころの写真が。

 15年前の屋上カフェから見下ろしたセンター街の風景です。2軒隣のビルにはライブハウスのクラブクアトロがあり、隣には宇田川カフェがありました。奇しくも今の吉祥寺店と、当時の渋谷店とはご近所の店舗がかぶっており、前述のクアトロさんが渋谷同様2軒隣にミュージックカフェ・バーとして昨年オープン。他にもドンキホーテ、東急百貨店、ブックファースト。そして監獄居酒屋のロックアップまで吉祥寺出店してきましたからね~。雑居ビル内の店舗で、キッチンカウンターが極狭、テラス席があるところも類似していますので、昔からのお客さまには「渋谷の頃にそっくり」と評判です。そこでしばらくの間、当ブログにて、クワランカ・カフェ開店から今までのあれこれを綴ってみたいと思います。ご無沙汰しているオープン当時のお客さまに読んでいただけると嬉しいな。また、カフェ開業を考えている方の参考に少しでもなれば幸いです。
 つづく。


2015年5月22日金曜日

ご近所散歩 とうとう噂のあのカフェへ。

以前から気になっていたカフェ、鷹匠茶屋に行ってきました。クワランカから井の頭公園をは挟んで10分ほど、ジブリ美術館をこえるとすぐのところにありましたよ〜。鷹のいるカフェが。ガラス張りの店内には一見獰猛に見える奴らがずらり。恐る恐る店内に入ると、猛禽類スペースと客席は別れており、お茶や食事をしながら鷹やフクロウを見ることができるようになっていました。
 下調べを敢えてしないでいたので、鷹たちが飛び交う中で珈琲を飲んだりするのかなぁ?と思っていましたが、そんなはずないですよね(笑)。とはいっても、テーブルのすぐ横に鷹たちはいて、ときおりバサバサっと羽ばたいたり、ググァーと鳴いたりするのでビクッとします。お客さんは外国語を喋っていたり、旅行用スーツケースを持っていたりで、わざわざ遠方から来店している方も多いようでした。猛禽類が好きな人ってけっこう多そうですが、この日はご自分のペットの鷹さんと一緒に来ているいるひとには遭遇できませんでした。残念。
 運が良ければ訓練の一部を見ることができるそうです。鷹匠茶屋をあとにして、井の頭公園をぶらぶらしてから帰路に。同行した友人は最近この辺を散歩していたら宮崎駿氏に遭遇したそうです。お天気も良く近場で郊外の気分を存分に味わえた半日でした。

凛々しくてカッコいい!

2015年5月2日土曜日

2つの春〜柳家三語楼 × 近田ゆうき〜 落語とボサノヴァのライブ ご報告と当店の対応についてのお詫び

落語家の柳家三語楼さんと、クワランカではおなじみのアーティスト、近田ゆうきさん初めてのコラボライブを25日の夜に開催しました。お客様のなかには、落語、ボサノヴァそれぞれ初体験の方も。こんな機会にお互いの良さを知っていただけたのではないでしょうか?
 同じ年齢のお二人は、同級生の取り持つ縁での初共演とのこと。お好きな飲み物とちらし寿司を召し上がっていただいた後、三語楼師匠のご登場。「真田小僧」「試し酒」の熱演で会場が笑いに包まれてから、休憩を挟んで近田ゆうきさんの弾き語りライブのスタート。有名なボサノヴァの名曲イパネマの娘や、昨年リリースされた「5月の光」からのナンバーなどをご披露いただきました。

【お詫び】18時30分開始のご飲食時間が、当店の不手際により遅くなったこと、またそれについてのご説明とその場での謝罪を怠ってしまったことについて、ご来場いただいたお客さま、また、素晴らしいステージを披露していただいた両氏に、心よりお詫び申し上げます。

2015年4月23日木曜日

第4木曜日は通常営業 & レース編み教室の日

3月より今までの月曜日定休に加えて、木曜日もお休みにさせていただいてますが、第4木曜日は営業しています。営業時間内にはレース編み教室も2回開催中(13時~/15時~)。カフェの片隅で少人数で開催しています。生徒さんのほとんどは1年以上通う上級者ですが、初心者にもわかりやすくご指導いただくのでお気軽にご参加くださいね。昨日は1960年代のレース編みの本をテキストにレッスンしました。なかむら先生、貴重な本を沢山お持ちいただきましてありがとうございました! おかげで可愛い作品がいっぱい出来ましたよ♪ レッスン終了後にはケーキとお茶をいただきたながら、出来上がった作品についてあれこれとお喋りが弾みます。「なかむらみえこレース編み教室」ご興味のある方はお電話かメールにてお問い合わせください。
TEL. 0422-24-6455
info@qwalunca.com

●5月の開催日
27日(水)
15:00~/17:00~
28日(木)
13:00~/15:00~
●料金
¥3,000(材料費+ケーキと飲み物代込み)
*2回目以降¥2,000





2015年4月22日水曜日

小倉さちこティータイムコンサートのご報告

4月21日火曜日のランチ営業終了後に、ドイツ哲学者シュタイナーの理念のもとに考案されたライアーという竪琴の奏者、小倉さちこさんのコンサートがありました。昨日で3回目の開催です(西荻窪店を入れると4回目)。一般的には馴染みの少ない楽器ですが、音楽療法に取り入れられるなど、穏やかで優しい音色のファンも多く、毎回、満員のお客様で小さな店内はいっぱいになります。オリジナル曲の他にも唱歌やクラシックを約1時間半ほど演奏していただきました。
 そのヒーリング効果もあってか、終了後は皆さん大変お元気で(笑)、午後のティータイムは小倉さんを囲んでの楽しい懇親会となり笑顔でいっぱいに。当店自慢のいちごのパウンドケーキも大好評でした。私たちもライヤーの演奏と楽しい雰囲気に包まれてリフレッシュ。素敵な時間をくださった、小倉さちこさん、ご来場のお客様、どうもありがとうございました。


2015年4月14日火曜日

Atelier YASHIMACHI YOSHINO 羊毛とシルクとリネンとコットンのアクセサリー展 開催中

羊毛とシルクとリネンとコットンのアクセサリー展 開催中
ただいまカフェギャラリーにて、カラフルなアクセサリーの数々を展示販売中です。お買い上げになったお客様から「つけていたら周りの人に、どこで買ったの?とすごく聞かれたのでこちらのお店を教えました。」との嬉しいご報告をいただきました! そう、こちらのアクセサリーは今回が初出店となり、他所では購入できません。また、雑誌等への掲載もまだありませんので、いまのうちにご自身の目で、手でお試しください。とても軽く肌に優しい付けごごち、他に類を見ないオリジナリティー溢れるリング、ブレスレット、ネックレス等々。カジュアルな装いにも、フォーマルなシーンにも似合いそう。
 日々新作がお目見えしていますので、今後ツイッター、インスタグラム等でもご紹介いたします。展示&販売は4月29日(水)まで。(月、木曜日定休 ※第4木曜は営業)







2015年4月13日月曜日

4月の定例ワークショップのお知らせ

4月の定例ワークショップのお知らせ
※ WSの詳しい内容はこちらをご参照ください。
【お申込み方法】
メールまたは電話にてお申込み下さい。
メール:info@qwalunca.com
電話:0422-24-6455

4月17日(金)
スピリチュアル女子会
19:30~21:30まで
¥2,000ケーキとお茶付き
※同時刻カフェの通常営業あり
上田麻結のブログ

4月22日(水)
レース編み教室
15:00/17:00
材料費+ケーキとお茶付き
¥3,000(2回目以降からは¥2,000)
※同時刻カフェの通常営業あり

4月23日(木)
レース編み教室
13:00/15:00
材料費+ケーキとお茶付き
¥3,000(2回目以降からは¥2,000)
※同時刻カフェの通常営業あり



2015年4月3日金曜日

4月の展示のお知らせ

春到来。
今年は暖かく桜の開化が早かったようですね。厚手のコートやマフラーをクローゼットにしまいこんで、軽やかな装いでお出掛けになる時にアクセサリーは欠かせないアイテムです。そこで今月は様々な糸からつくられた色とりどりのアクセサリーを展示販売いたします。
 Atelier YASHIMACHI YOSHINO名義でアクセサリーを制作するデザイナーのタカハシユータくんは本展示がデビューとなる新進の作家であり、クワランカ・カフェには長年通い続けてくれているお客さまでもあります。数年前に、ユータくんから「最近アクセサリーづくりを始めたんですよ」と聞いて、すぐにどんなものか見たい!と思ったのは、彼がいつも個性的かつハイセンスな服装をしているから。けっして流行にとらわれず、それでいてきちんと時代の空気を取り入れたファッションは、ここ東京に於いてもかなり目立つのではないでしょうか。そんな彼が1年の試行を重ねた作品たちを、このたび当カフェギャラリーにて御披露目出来ることになりました。布製で軽く、カジュアルにもフォーマルなシーンにも活躍しそうな “オトナのカワイイ” アクセサリー。男性にもファンが出来そうなオリジナリティー溢れる作品の数々をご覧ください。

Atelier YASHIMACHI YOSHINO
羊毛とシルクとリネンとコットンのアクセサリー展
開催期間/2015年4月3日(金)~4月29日(水)
月、木曜日定休 ※第4木曜は営業


Atelier YASHIMACHI YOSHINO/タカハシユータ
1981年生まれ 東京出身 好きなもの ☆ 桃、読書、昼寝